死図眼のイタカ 一迅社文庫

杉井光【著】

• 販売会社／発売会社: 一迅社
• 発売年月日: 2008/06/15
• JAN: 9784758040006

商品レビュー

2012/04/04

伝奇ですね．
伝奇ラノベですね．

4人の嫁候補の中から一人を選ぶ儀式が近づくと同じくして
不可解な連続猟奇殺人事件が頻発するようになる．
そんな中現れた黒衣の少女．

結構面白かったよ．
文章も読みやすいし所々に挿入されているイラストも綺麗だし．

でも解せない部分が少々あったり？
イタカ，ビヤッキー，ニャル等
クトゥルフ神話っぽいネーミングがあるんだけども
なんでイタカがビヤーキー連れてるんだよ．
ビヤーキーはハスターの眷属じゃ無かったっけ？
うぅむ，ハスター的キャラから借りてる設定なのかなぁ．

回収していないフラグもあるし続くんでしょう．
気になるなる．

2010/09/04

　『神様のメモ帳』のような騒がしい話から入ると
　その鬱展開に面食らう事請け合いなどんよりした作品でした
　派手な演出や盛り上がりがあるわけではなく
　状況を作っている人、足掻いている人、傍観している人達を淡々と描いている感じですね
　ただその静かな作風も個人的には嫌いじゃないです

　どこまでも優柔不断で何事にも他人事な主人公に最初はもどかしさを感じさせられるのですが
　それゆえに終盤で力及ばないながらももがく様が生々しくうつります
　藤咲を守り抜いた事は称賛に値するでしょう

　叶うならば続編希望です
　イタカと千紗都の間でマヒルがどう行動していくか
　最後まで見届けたいですね

2010/06/12

図書館でふと読んでみたいと思ったので借りました。すぐに読めました。少し猟奇的な表現があって読んでいて顔をしかめたりしましたが、私は藤咲が好きだなぁと思いました。ストーリーはあまり共感出来ないというか、難しい話でしたね。馴染みにくいかも。
でも、やっぱり、藤咲の優しさには癒されましたね。