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古本屋探偵の事件簿 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1991/07/19 |
JAN | 9784488406011 |
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古本屋探偵の事件簿
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商品レビュー
3.5
26件のお客様レビュー
古書店巡りが趣味の私には、書肆一代という言葉が刺さりました 活字中毒というよりもコレクターの方のミステリーですね ちょっと、自分とは違うかな
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昭和50年後半、神保町の古本屋街のビルの4階にある古本屋「書肆・蔵書一代」。 店主の須藤康平は集客のために本を探す「本の探偵」を始めるが。 ・稀覯本蒐集に手段を選ばない津村が私立図書館に寄贈した本が雑誌にすり替えられていた。 ・本の探索依頼に訪れた女性と、ステッキの印まで本を積み上げ、闇雲に購入する老人、目録販売で送付した本の代金が支払われない詐欺事件が絡んで。 ・和本の芯紙に幻の本が使われているという尾崎の依頼で本の探索に乗り出すが。 ・戦後の混沌とした時代、地下出版に関わった、謎の人物、森田を探す依頼を受ける。 クリスティはハヤカワの赤い背表紙のあのシリーズで、とか横溝正史は角川のあのシリーズで、とか捨てられないし、集めたい本はうちにもあるけれど、稀覯本蒐集家の殺気立つような狂気を感じるようなお話に唖然とする。 古本屋、稀覯本が詳しく語られる中編?3篇と長編1篇と読み応えガッツリ。 とくに「夜の蔵書家」は長くて重いお話。 これだけで1冊でよくない?ってくらい。 戦後の出版業界や印刷工の厳しい労働環境が描かれていて、ジョバンニも活字を拾っていたなとふと思う。 「古本屋の棚にある本は、新刊書店とちがって、すべて店主のものである」 の言葉に、これから古本屋を覗くのが楽しみになってきた。そうか、他人の本棚を覗きに行ってるんだなって。知人の本棚を見るのは遠慮がちにチラ見になってしまうけど、こちらは堂々と眺められるし。BOOKOFFとかは別としてね。
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アメリカあたりののハードボイルド感がある。(アメリカのハードボイルドって読んでいないので、あくまでも感じ) 昭和50年代後半の神保町などが舞台なので、そのころの古本屋界隈の雰囲気が味わえる。(その辺は著者が体験しているので間違いないだろう) 古本やそれにまつわる人々のことが、フィ...
アメリカあたりののハードボイルド感がある。(アメリカのハードボイルドって読んでいないので、あくまでも感じ) 昭和50年代後半の神保町などが舞台なので、そのころの古本屋界隈の雰囲気が味わえる。(その辺は著者が体験しているので間違いないだろう) 古本やそれにまつわる人々のことが、フィクションとはいえかなり詳しく描かれているので、それに少しでも興味があれば面白く読めるのでは。(私は面白かった)
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