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新脱亜論 文春新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2008/05/20 |
| JAN | 9784166606344 |

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新脱亜論
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
テーマは、東アジアの政治的な現状や国際関係についての考察であり、特に中国の台頭や日中韓の関係悪化に焦点を当てています。著者は、過去の提言を通じて、現代の国際情勢を見据えた先見の明を示しており、読者にとって新たな視点を提供しています。特に、アジアにおけるEUのような共同体形成の難しさを指摘し、単なる理想論ではない現実的な考察が魅力です。また、歴史的な背景を踏まえた上での国是や対米追従の問題にも触れ、現代日本の立ち位置を考える手助けとなる内容が盛り込まれています。このように、時代を超えた視点からの提言が、今だからこそ再評価される価値を持っていることを感じさせる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
植民地経営専門学校である拓殖大学の学長らしい提言の書。東アジア共同体は今となっては夢物語だが、民主党政権時代にはそれなりに盛り上がった記憶がある。その後の中国の台頭によるパワーバランスの変化や日中韓の関係の悪化を考えると、2008年に刊行された本書は先見の明があったと言えるだろう...
植民地経営専門学校である拓殖大学の学長らしい提言の書。東アジア共同体は今となっては夢物語だが、民主党政権時代にはそれなりに盛り上がった記憶がある。その後の中国の台頭によるパワーバランスの変化や日中韓の関係の悪化を考えると、2008年に刊行された本書は先見の明があったと言えるだろう。よって、今だからこそ読まれる価値のある書であるのかもしれない。
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脱亜論といえば福沢諭吉ですが、福沢が金玉均らの李氏朝鮮末期の改革派勢力を支援し、朝鮮の近代化を実現することに奮闘したという事実は一般には知られていません。 というか、自分もよく知らなかったし、日本の近現代史教育においてもほとんどスルーされてしまっているのではないかと。 おそらく現...
脱亜論といえば福沢諭吉ですが、福沢が金玉均らの李氏朝鮮末期の改革派勢力を支援し、朝鮮の近代化を実現することに奮闘したという事実は一般には知られていません。 というか、自分もよく知らなかったし、日本の近現代史教育においてもほとんどスルーされてしまっているのではないかと。 おそらく現在の韓国においても”親日派”のレッテルを貼られて評判がよくない人物になってしまってるんだろうし、日本の教育界における史観もそういった思想に引きずられてしまっている部分もあるような気がしますが。 三百年の鎖国から、一気に帝国主義世界の海へと船を乗り出すこととなった明治期の日本において、大陸から列強の脅威が迫る橋頭保となりうる朝鮮半島の持つ意味合いは極めて大きいものがあった。 日清戦争も日露戦争も、そしてその後の中国大陸への進出も、朝鮮半島がロシアをはじめとする列強の手におちることをなんとしても防ぐという命題の延長線上にあった、と。 明治初期から太平洋戦争にいたる日本外交がたどった道筋を、陸奥宗光、小村寿太郎といった政治家の、リアリズムに基づいた硬骨な外交姿勢を詳らかにしながら紐解いていきます。 いわゆる”保守”史観に基づく論じ方になっていますが、韓国や台湾の植民地経営について積極的に評価できる側面があることについては、今の保守派政治家が言葉足らずに”失言”してしまうのと違って、数値データも紹介しながらの論理展開なので理解しやすくなっています。 日英同盟という”海洋国家”同盟を廃棄せざるを得ない状況に陥り、中国大陸への関与を深めていってしまったことがかつての日本の過ちの本質であり、21世紀初頭の現在においても、負の歴史に学ぶことが重要であり、”海洋国家”同盟である日米同盟を堅持し、東アジア共同体などという幻想に惑わされて中国の地域覇権構想に飲み込まれるべきではない、というのが著者の主張です。 かつての日英同盟と現在の日米同盟をアナロジーで語るあたり、やや説明不足な感は正直しますが、東アジア共同体という発想が多分に概念的で情緒的でリアリズムに欠けるものであるという感覚には共感できる気がします。 著者自身、司馬遼太郎の影響を多大に受けていることを認めていますが、この本にはいわゆる”坂の上の雲”的”司馬史観”を見て取ることができます。 明治の人は偉かったのに、昭和初期の軍部(陸軍)がそれを台無しにした…ってヤツです。 確かに結果的に見ればその通りなんだけど、明治の日本人も昭和戦前の日本人も、加えて言えば戦後世代の我々も、日本人という点では同じなわけで、そうそうその気質や能力が変動するようなものでもないような気がします。 いずれにしてもあまりにシンプル化されたレッテル貼りは、却って物事の本質を見誤ることにつながってしまうような。 あ、ちなみに本著がそういう安易なレッテル貼りをしている、という意味ではありません。 明治から太平洋戦争までの東アジア外交史を概観するのにもってこいの内容だし、冷静かつ情熱的に日本外交の現在と将来を憂いている心情が伝わってくる良著だと思いました。
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今の国是としての対米追従。近代史としては新しいことは皆無に近い。それしかないという、いつまでも続く我々の「宿命」。
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