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村で病気とたたかう 岩波新書
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村で病気とたたかう 岩波新書

若月俊一(著者)

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村で病気とたたかう 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2006/12/22
JAN 9784004150138

村で病気とたたかう

¥770

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2026/02/03

いや、「アカ」ではあるだろ。転向したんじゃないのかお前。 「この町の私の知っている農家のお父つぁんが、一年ばかり前から声がかすれてきた。耳県科の専門医に診てもらうと、まぎれもない帳頭ガンだという。この手術は大変である。喉頭を全部摘出してしまわなければならない。手術そのものも危険...

いや、「アカ」ではあるだろ。転向したんじゃないのかお前。 「この町の私の知っている農家のお父つぁんが、一年ばかり前から声がかすれてきた。耳県科の専門医に診てもらうと、まぎれもない帳頭ガンだという。この手術は大変である。喉頭を全部摘出してしまわなければならない。手術そのものも危険であるが、何よりもそのあとの生活が大変である(発声ができない)。ところが、このお父つぁんはこのベータートロンをかけるだけで、何ひとつ痛い思いをしないで、数カ月の後に全治してしまった。声もすっかりもとどおりである。本人にはガンということを知らせなかったせいもあるが、すこぶる当り前のような顔付きで、道であっても、「や、院長さん、お早うごわす」だけである。」p.104 そんなバカな 「じっさい農村の日常の診療の中に、解決しなければならない重要な医学的テーマはいくらでもころがっているではないか。」p.109 そんなものは農村に限らずいくらでもある 「終戦後、進駐軍が来てから、モルヒネの管理が非常にうるさくなった。ところが、この持病のしゃくの人にはモルヒネ中毒が多い。医者が痛みどめに、よくモルヒネを打つからである。管理がきびしくなりモルヒネ注射が面倒になってきたので、そのどうしようもない患者が私のところへ集まるようになった。」p.115 怖 「そして「慢性ストレス病」が起こるということをセリエ教授は臨床的にも動物実験的にも証明した。「慢性ストレス病」はすなわちリウマチ、高血圧、動脈硬化、腎硬化、心筋変性、慢性胃漬瘍などであって、つまり成人病であり、「農民病」とも一致するのである。 しからば「ストレス外因」とは何か。それをストレス学説から引用すると、とくに日常的なものとしては、肉体的過労、精神的緊張、栄養不良(とくにビタミン欠乏、食塩のとりすぎ、カルシウムや蛋白の欠乏など)、」p.133 まだまだだな。日本医学では伝統的に小魚をアタマから尻尾まで全部食べることを推奨している。贅沢品の「魚の切り身」より小魚の方が良いとされるのは骨ごと食べれるからだと思われるが、その理由が「カルシウム」では片手落ちである。

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2015/05/11

佐久総合病院において先進医療に精力的に取り組み、地域医療の発展に貢献した著者の体験記。「農民の中へ」のモットーと共に積極的に農村の暮らしに入り込み、「農夫症」と呼ばれる一種の風土病的な傾向に初めて日の光を当てる。情熱が伝わってくる一冊だった。

Posted by ブクログ

2013/09/16

長野県臼田町――予防医学や巡回診療に数々の業績を残し、国際農村医学会の主催地ともなった佐久病院がそこにある。戦前の学生運動の挫折後、初心を忘れず農村に入り、敗戦後院長となった著者が、戦後民主主義を身をもって実践しつつ築き上げたこの病院の苦闘の歴史から、医療とは何か、人間の生き方の...

長野県臼田町――予防医学や巡回診療に数々の業績を残し、国際農村医学会の主催地ともなった佐久病院がそこにある。戦前の学生運動の挫折後、初心を忘れず農村に入り、敗戦後院長となった著者が、戦後民主主義を身をもって実践しつつ築き上げたこの病院の苦闘の歴史から、医療とは何か、人間の生き方の問題等多くの示唆が得られよう。

Posted by ブクログ

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