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国産乗用車60年の軌跡
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | グランプリ出版 |
発売年月日 | 2008/05/13 |
JAN | 9784876873036 |
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国産乗用車60年の軌跡
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1947年から2008年までの国産乗用車104種を紹介しながら変遷を紹介している。戦後すぐがどういう時代だったか定かではないけど、けっこう早くから乗用車生産の取り組みが始まっていたんだなあ。勃興期に通産省のくだらん施策に振り回されたのも印象的。国民車構想も無理な条件出して結局は頓...
1947年から2008年までの国産乗用車104種を紹介しながら変遷を紹介している。戦後すぐがどういう時代だったか定かではないけど、けっこう早くから乗用車生産の取り組みが始まっていたんだなあ。勃興期に通産省のくだらん施策に振り回されたのも印象的。国民車構想も無理な条件出して結局は頓挫したわけだし、特定産業振興臨時措置法案なんていう意欲ある者の自動車生産を阻むようなものまでつくろうとしたりして。それが本当に効力を発していたら、いまの……というか80年代の日本車の隆盛はなかったと思う。 話はちょっと戻るけど、戦後早い時期に日産やいすゞが外国メーカーのノックダウン生産で技術力をつけようとしたのもわからない話じゃないけど、一方で地力の道を選んだトヨタはすごい。この社風がその後の変遷にも影響しているような気がするし、ずっと読み進めていくと、トヨタと日産が業界1・2位のライバルどうしのような構図になりがちだが、とはいえトヨタにだいぶ分があるなと感じることがしばしばだった。それはやはり新しい技術の導入には慎重でありながら導入するときはすごいもの(プリウスとか)をもってくるところとか、独立独歩の伝統と、日本人らしい姑息なまでの慎重さ(傘下のダイハツにまともな乗用車を作らせないとか)などのバランス感覚なんだろうな。だから、掲載されている104種のうち、トヨタ車の割合も多く31種に上る。トヨタって平均点のつまんない車づくりに長けたメーカーという偏見をもっているんだけど、とはいえ日本の車のメインストリームを作ってきたことを感じた。他社も意欲的なものをまま出しているんだけど、それが持続するか、社会的に浸透させられるかというところでトヨタはやはり着実。他社(日産、マツダ、三菱あたり)はそれができず、いい状況を謳歌しては同じ轍を踏んで苦境に陥る繰り返しのような感じ。 収録の104種はもちろん著者らの独断と偏見だろうけど、スバル360とか載っててもよかったんじゃない? あと、6代目ギャランとか入れていただきたかった。
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海外ブランドをノックダウン生産していた昭和の初期時代から、スポーツカー全盛のころのトヨタ2000GTそしてロータリーエンジンなど、独自技術で開発された車たち。いまは、ほとんどスポーツカーといわれる車がなくなってしまいましたが、あのころは乗ってみたい!と思える車がいっぱいあったな〜...
海外ブランドをノックダウン生産していた昭和の初期時代から、スポーツカー全盛のころのトヨタ2000GTそしてロータリーエンジンなど、独自技術で開発された車たち。いまは、ほとんどスポーツカーといわれる車がなくなってしまいましたが、あのころは乗ってみたい!と思える車がいっぱいあったな〜とおもいました。いまのところは、とりあえずロードスターかな・・・
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