1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

狼と香辛料(Ⅷ) 対立の町 上 電撃文庫

支倉凍砂【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥726

¥220 定価より506円(69%)おトク

獲得ポイント2P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

5/24(金)~5/29(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/05/10
JAN 9784048670685

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

5/24(金)~5/29(水)

狼と香辛料(Ⅷ)

¥220

商品レビュー

3.7

30件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/13

シリーズ8巻に入り初の上下巻。シリーズはそこそこ続いているものの、会話劇と心理的かけひきの面白さが落ちてくるどころか、ますます冴えてきていると感じます。 このあたりまでくるとプロットの巧みさはもちろんのことですが、キャラクターそれぞれの性格と、小説の世界観が完全に噛み合ってい...

シリーズ8巻に入り初の上下巻。シリーズはそこそこ続いているものの、会話劇と心理的かけひきの面白さが落ちてくるどころか、ますます冴えてきていると感じます。 このあたりまでくるとプロットの巧みさはもちろんのことですが、キャラクターそれぞれの性格と、小説の世界観が完全に噛み合っているからこそ、面白いのだと感じます。 今回はシリーズで初めて表紙にホロがいません。それもあってか、ある意味ではホロ以上に厄介な人物たちが、この巻では存在感を発揮します。 前巻で因縁ができたやり手の女性商人・エーブとの緊張感あふれる心理戦もさることながら、この巻ではロレンスが所属する商会すらも敵になるかもしれない、ということが示唆されます。ロレンスはエーブ、そして商会と板挟みになり、迂闊に行動できない状況に追い込まれていく。 ロレンスがそうした状況に至るまでに明白な恐喝や脅しがない点が、本当に良くできていると感じます。エーブと商会の関係性、それぞれの目的と立場。南北で対立する港町。そしてホロと同類かもしれない狼の骨を、権威づけに利用しようとする教会。 そうしたこんがらがりそうな設定を最大限に利用し、会話と駆け引きでこの上巻を引っ張っていく。そのストーリーテラーぶりは見事としか言いようがありません。 こう書くとホロの出番が少ないのかと思われるかもしれませんが、ホロはホロでちゃんと見せ場があります。ロレンスの指示に従い情報を集めに向かおうとするホロの素直じゃなさ、いや、逆に素直な言葉たるや…… ロレンスとホロのしち面倒くさく、実は甘々な会話と駆け引きは今回も非常にハイカロリーでした。そこにうぶな神官見習いの少年・コルが加わり、コルが二人の関係性を勝手にいろいろと想像して、気を回そうとするのもおかしくて面白かった。 上巻はまだまだ伏線を張っている段階だと感じます。エーブと商会の策略や思惑が入り乱れる中、ロレンスはどのような決断を下すか、楽しみです。

Posted by ブクログ

2022/09/09

否応なく巨大な陰謀に巻き込まれるのは王道的だが、それだけに間違いは少ない。 ちょこちょこ要らん人物がしゃしゃり出てくるのが気に食わないが。

Posted by ブクログ

2021/12/24

港町ケルーベで、エーブにあいまみえることになったロレンスたちは、「狼の足の骨」についての話を知っているというジーン商会の主テッド・レイノルズへの紹介状を入手します。さっそく訪れたレイノルズは、思いのほかすなおに話をしてくれますが、そうした彼の態度からは、エーブとの今後の関係につい...

港町ケルーベで、エーブにあいまみえることになったロレンスたちは、「狼の足の骨」についての話を知っているというジーン商会の主テッド・レイノルズへの紹介状を入手します。さっそく訪れたレイノルズは、思いのほかすなおに話をしてくれますが、そうした彼の態度からは、エーブとの今後の関係についてなんらかの思惑が秘められているように感じられます。 さらに、ローエン商会若き館長であるキーマンも、エーブと親交のあるロレンスに接触し、こうした人びとのさまざまな思惑のなかで、ロレンスたちはしだいに身動きのとれない状況へと追いつめられていきます。 あいかわらず、一癖も二癖もある商人たちの駆け引きと、ホロとの心理的な駆け引きに翻弄されるロレンスですが、そこに朴訥ながらも頭の回転はけっして悪くない少年コルがくわわったことで、若干物語全体の雰囲気にゆとりが生まれてきたような気がします。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品