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ぐうたら人間学 狐狸庵閑話 講談社文庫
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ぐうたら人間学 狐狸庵閑話 講談社文庫

遠藤周作(著者)

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ぐうたら人間学 狐狸庵閑話 講談社文庫

定価 ¥748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1976/02/15
JAN 9784061313323

ぐうたら人間学

¥385

商品レビュー

4.2

11件のお客様レビュー

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2010/05/28

彼のユーモア小説は肩…

彼のユーモア小説は肩の力を抜いて読んでるうちに,誰にも訪れる失敗や弱さを鋭く捉え,ほっとさせてくれます。

文庫OFF

2024/09/11

面白いけど昔の爺さん特有の一部の人間への偏見が満ちてる。 あと所々話盛ってるだろってのもチラホラ。 フィクションとしては楽しい。

Posted by ブクログ

2022/10/19

1983年、高校1年の秋、近所の800メートルほどの商店街には、まだ2軒の本屋があって、 僕はそのうちの1軒で、 ”夏目漱石や森鴎外を買っても、自宅に置いておくだけで賢くなった気になるだけだし、SFばっかりというのもなぁ” と思案しているうち、 『ぐうたら人間学』 とい...

1983年、高校1年の秋、近所の800メートルほどの商店街には、まだ2軒の本屋があって、 僕はそのうちの1軒で、 ”夏目漱石や森鴎外を買っても、自宅に置いておくだけで賢くなった気になるだけだし、SFばっかりというのもなぁ” と思案しているうち、 『ぐうたら人間学』 という文庫本の背表紙を見つけた。 なんだこの「ぐうたら」という間の抜けた題名は。ハズレ感、丸出しやんか。 何回か本屋を出ようとして、でも、なぜか気になる。 「ええい、ままよ!」 気づくと、なけなしの小遣いで、この本を手にしていた。 40年近く前の、本屋での約1時間の迷い。 高校・大学とこの本を読み返すたび、 「買っておいてよかった」 あのときの本屋の光景がよみがえる。 ほとんど、くだらない話ばっかり。 ブクログのレビューも、「同じ話が出てくる」と辛口の感想があったりする。 それでもいいじゃないか。 インターネットや携帯電話が普及する前の「昭和」の時代は、今のように研ぎ澄まされてはいず、大らかだったのだから。 この本に出てくる遠藤さんの逸話と、僕の体験で唯一共通するもの、それは、 「雨降りに傘を差し、ジョウロで花に水をやっていた」 というエピソード。 「あんた、アホちゃうか」母親が言った。 花に水をやってなぜほめてくれないのか。 「雨」と「水」が頭の中でつながらず、半年後にも、 「アホかいな」 また、言われてしまった。 「鼻毛抜きつつ・・・」 『沈黙』の作者とは思えない、このフレーズ。 僕にエッセイの楽しさを教えてくれた。

Posted by ブクログ

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