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中高一貫校 ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2008/05/09 |
JAN | 9784480064264 |
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中高一貫校
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商品レビュー
2.8
4件のお客様レビュー
中学受験がブームになって久しく、色んな中高一貫校が並んでいる中で、中高一貫校が生まれた歴史的な背景や、どんな中高一貫校があるのかということを中心に紹介している。 中学受験をするためのノウハウ的なことを教えてくれる、というよりは、こんな学校やあんな学校があります、という学校紹介...
中学受験がブームになって久しく、色んな中高一貫校が並んでいる中で、中高一貫校が生まれた歴史的な背景や、どんな中高一貫校があるのかということを中心に紹介している。 中学受験をするためのノウハウ的なことを教えてくれる、というよりは、こんな学校やあんな学校があります、という学校紹介的な側面が大きい。その意味で、資金面や学力面などの「現実的」な部分が書かれていない訳ではないが、そこまでは視野に入っていないので、中高一貫校のパンフレットのような本になっている。 でも、首都圏の話ではあるが、多様な中高一貫校の「分類」が示されているという点が、分かりやすくて役に立った。端的に言ってしまえばpp.122-3の「タイプ別中高一貫校分類MAP」が見れるだけでも、おれはいいと思った。もちろんこんな情報は、普通に塾に通えばタダでもらえたり、ネットで検索すれば出てくるようなものなのかもしれないけど、手元に置いておけるという点では良いのではないだろうか。ただ、首都圏以外の話は、飾り程度にしか書かれておらず、首都圏在住じゃない人にはほとんど参考にならないのではないかと思う。分厚くなっても良いので、それこそ地域ごとの「MAP」を掲載するとかではないと、この本自体が内容面でも形式面でも「教育の地域格差」を積極的に助長するということになってしまう。 また、全く関係のないことになるが、著者は「日能研進学情報室」となっているのに、本文中に「個人的には」とか書いてある部分があって、お前は誰なんだよとか、違和感を覚えてしまう。著者を明記すべきではないのかと思った。(15/01/25)
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] いまや東京なら三人に一人、首都圏でみても五人に一人は、中学受験をしています。 その受験校は、ほとんどの場合が中高一貫校です。 では、どうしてこれほど受験が盛んになったのでしょう。 大学進学に有利だから? 教育熱心な家庭が増えたから? もちろんそれらもありますが、実は、それ以上に大きな魅力が、中高一貫校にはあるのです。 歴史や校風の由来、そして受験情報の読み方、さらには学校選びの具体的な方法まで。 小学生のお子さんがいるご家庭なら、ぜったいに知りたいポイントが満載。 [ 目次 ] 序章 親の意志がすべてを決める時代へ 第1章 中高一貫校とは何か 第2章 中高一貫校の特徴 第3章 中高一貫校の多様な校風 第4章 よい中高一貫校の探し方 第5章 中高一貫校の現状と課題 終章 中高一貫校情報の見つけ方 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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偏った内容の本で、私にとっては参考にならないものだった。 できるだけ全国の現状を概観するものにしようと、各地の学校についても少しずつ触れているのだが、すべて 「教育は、国に管理される公立より自主的にカリキュラムを作れる私立」 という前提で、全編を通じて強く「私立に行った方がよい...
偏った内容の本で、私にとっては参考にならないものだった。 できるだけ全国の現状を概観するものにしようと、各地の学校についても少しずつ触れているのだが、すべて 「教育は、国に管理される公立より自主的にカリキュラムを作れる私立」 という前提で、全編を通じて強く「私立に行った方がよい」というメッセージを発している。 本書の冒頭部分では説明されているが、本書にはタイトル通りに中高一貫教育のメリットやデメリット、現状といったテーマを期待していた。タイトルから、「学習塾の日能研が、こういう大づかみなテーマの本を出すのか」と。 結局、受験ビジネスの雄がまとめた本である。「受験して、私立に行きなさい」と誘導しているだけだった。学校の評価も、結局最終的に進学実績をものさしにしていることに違和感を持った。受験塾に教育のテーマを期待した読み手が間違っていたと言えばそれまでだが・・・。得る物が全くないとは言わないが、残念な本だった。
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