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野口英世 波乱の生涯
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野口英世 波乱の生涯

星亮一【著】

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野口英世 波乱の生涯

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三修社
発売年月日 2008/05/10
JAN 9784384041590

野口英世

¥770

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2025/01/14

前の千円札が身近すぎてあまり意識していなかった偉人。 幼い頃に囲炉裏に落ちて大火傷を負い、左手が癒着してしまった清作(のちに英世)。 障害を持った人間に対する差別や偏見があり、辛い思いをしたはずですが、持ち前の負けん気で猛勉強に励みました。小磐梯山の噴火が彼を触発させたとも言わ...

前の千円札が身近すぎてあまり意識していなかった偉人。 幼い頃に囲炉裏に落ちて大火傷を負い、左手が癒着してしまった清作(のちに英世)。 障害を持った人間に対する差別や偏見があり、辛い思いをしたはずですが、持ち前の負けん気で猛勉強に励みました。小磐梯山の噴火が彼を触発させたとも言われており清作が「噴火の子」と称されているという話も本書にありました。 感染症研究の重要性を世に知らしめ、後進の研究者に大きな影響を与えた清作ですが、日本の小さな田舎で生まれ障害を持った少年が、世界に名を馳せるまでの道のりは、並大抵の努力では達成できないことを痛感しました。彼の努力の数%でも見習いたいものです。 清作のメンタルの強さや変人ぶりも偉業達成には不可欠だったことがうかがえます。 とはいえ清作の金銭感覚がバグりっぷりは病的で、渡米する資金さえも放蕩で使い果たすほど。これは彼の人生を波乱万丈にする要素の一つでした。 そんな清作のために奔走して金策をする周囲の人々の苦労を目の当たりにして涙する一方で、苦労して集めた金を飲み代として一晩で使ってしまうという。天才と狂人は紙一重だけど、小林先生や血脇氏など、彼を信じて支え続けた人たちも讃えたい。清作は不思議な魅力がある人だったのでしょうね。

Posted by ブクログ

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