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黒澤明、宮崎駿、北野武-日本の三人の演出家
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ロッキング・オン |
発売年月日 | 1993/09/30 |
JAN | 9784947599261 |
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黒澤明、宮崎駿、北野武-日本の三人の演出家
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『#黒澤明、宮崎駿、北野武 日本の三人の演出家』 ほぼ日書評 Day410 黒澤明、宮崎駿、北野武という3人の映画人へのインタビュー本。内容はこれだけの顔ぶれだから、面白くないわけがない。さらに聞き手(インタビュワー)は、あの『ロッキングオン』の渋谷陽一。 ただ、思い切り20...
『#黒澤明、宮崎駿、北野武 日本の三人の演出家』 ほぼ日書評 Day410 黒澤明、宮崎駿、北野武という3人の映画人へのインタビュー本。内容はこれだけの顔ぶれだから、面白くないわけがない。さらに聞き手(インタビュワー)は、あの『ロッキングオン』の渋谷陽一。 ただ、思い切り200%の違和感。半分くらいまで来たところで、時代だな…と。 発刊当時は、バブル絶頂からまさに崩壊寸前のタイミング。黒澤にせよ宮崎にせよ、ちょっとくらい小難しいことを言っても、皆ついてくる余裕があった(というと大袈裟なら、そういう想定読者なりファンなりがいた)。宮崎駿の部なんて、滔々とタルコフスキーの『STALKER』について語っちゃう。 今では時代も景気も逆転、絶賛低迷中だし、そもそもスマホいじりに忙しくて、誰も(少なくとも殆ど)こんな本は買わないだろうな。本来の主題と離れて、そんな寂しさやノスタルジーを感じさせる。 この辺りの感覚は、北野武の次の一言に凝縮される「どうも今の感じでは世の中は、生きることに対しては異常に一生懸命じゃない? 愉しく生きたり、いろんなことを一生懸命やろうって言うんだけど。生きることと死ぬことっていうのは(…)フィフティー・フィフティーでさ」(平成3年7月)。 そして、本当には死ねないから映画の中で何度も「自分を殺す」ことで「ガス抜き」をしていると語る、たけし2本目は、生死の境をさまよった、あのバイク事故の数か月前のインタビューである(平成5年5月)。 蛇足まで、Day397の『書く人の教科書』での黒澤発言の引用に興味を持ち、図書館で手配。30年前の本なのに、自分のすぐ後に予約が入ったから、似たような導線の方、多いのかしらね? https://amzn.to/2S1mbL2
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北野武目当てで読んだけど、黒澤明も宮崎駿もすごい。黒澤明の中学の頃の電車からなんとなくもういいや的な自殺未遂、武具や焼け野原などの美術に対するリアリズムの追求。宮崎駿の思想性に裏打ちされた脚本と子供の頃の夢の具現化、会社の中の監督という地位への責任。北野武の突き抜けたニヒリズムと女の子への愛ではなく自分ならここでどうする自己判断。そして三人に共通するのはあの質の高い作品の発端と過程は、案外適当なアイディアだったりする。完璧主義でなにも手を出さない人間ではいけないなあ、俺。あとがきの手塚治虫の言葉も必見!
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日本が世界に誇る映画監督3人のインタビュー。 並べて読むとそれぞれのキャラが話に現れて面白い。 特に北野武はずば抜けて話が面白く、死についての話や、フライデーの事件の事など赤裸々に話していて、もっと読みたくなった。 普段TVなどで見ていても、どこかしら達観しているようにみえ...
日本が世界に誇る映画監督3人のインタビュー。 並べて読むとそれぞれのキャラが話に現れて面白い。 特に北野武はずば抜けて話が面白く、死についての話や、フライデーの事件の事など赤裸々に話していて、もっと読みたくなった。 普段TVなどで見ていても、どこかしら達観しているようにみえる理由が解った。
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