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対馬と海峡の中世史 日本史リブレット77
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 山川出版社 |
発売年月日 | 2008/04/30 |
JAN | 9784634546899 |
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対馬と海峡の中世史
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対馬と海峡の中世史
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
図書館で借りた。 日本史リブレットシリーズから1冊。日本の辺境の地、対馬にスポットを当てた本。さらに時代区分も中世、特に前期倭寇が出てくる室町時代から、豊臣秀吉の朝鮮出兵あたりまでが扱う範囲だ。 その時代の対馬と言えば、宗氏。山がちで産業も乏しい対馬が生き残る道は、海運・交易。当...
図書館で借りた。 日本史リブレットシリーズから1冊。日本の辺境の地、対馬にスポットを当てた本。さらに時代区分も中世、特に前期倭寇が出てくる室町時代から、豊臣秀吉の朝鮮出兵あたりまでが扱う範囲だ。 その時代の対馬と言えば、宗氏。山がちで産業も乏しい対馬が生き残る道は、海運・交易。当時の対馬市民が、進んで朝鮮へ渡り、交易だけでなく、そのまま住み着いたりするなどの話題は、今までイメージしていた"中世の庶民文化"とはちょっと異なる景色だ。さらには帰ってこれなくなる坊さんの話なども奥深い。当主である宗氏も、朝鮮と日本政府の橋渡し的な役割で色々工夫・苦労している側面も垣間見える。 薄い本であるが、中々新しい観点を得ることができました。満足。
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日本と朝鮮の国境の島、対馬の歴史を、その特徴が際立つ中世(特に15C~16C)を中心に見る。 ・対馬は、日本と朝鮮半島をつなぐ交流の架け橋であり、時に戦争の舞台や前線基地になった場所。 ・朝鮮半島までは約50km。九州より朝鮮半島の方が近い。 ・対馬は山89%。耕地3%。土地が痩せている。そのため、朝鮮との交易は死活問題。塩・魚をと穀物を交換。 倭寇の活動→応永の外寇(倭寇の撃退のため、朝鮮が対馬を攻める)→世宗による倭寇懐柔政策→平和な通交者へ→三浦の人口増加・密貿易や密漁増加→日本と朝鮮とでしばしば対立・仲直りの繰り返し→朝鮮出兵で断交。 ・三浦:李氏朝鮮、世宗の時(1418〜1450)に定められた日本との通商港、乃而浦ないじほ(現在の熊川)・富山浦(現在の釜山)・塩浦(現在の蔚山)の3港。
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中世の対馬を巡る情勢を宗氏を中心に濃密につづっている。 国境最前線の島主としてさまざまな顔を使い分けながら韓国との関係に 腐心する宗氏のあり方に、現実の外交の生々しさを感じた。 14~15世紀には対馬の漁民がはるか巨文島まで出漁していた点も 驚きであった。
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