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対馬と海峡の中世史 日本史リブレット77

佐伯弘次【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山川出版社
発売年月日 2008/04/30
JAN 9784634546899

対馬と海峡の中世史

¥550

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2022/03/04
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日本と朝鮮の国境の島、対馬の歴史を、その特徴が際立つ中世(特に15C~16C)を中心に見る。 ・対馬は、日本と朝鮮半島をつなぐ交流の架け橋であり、時に戦争の舞台や前線基地になった場所。 ・朝鮮半島までは約50km。九州より朝鮮半島の方が近い。 ・対馬は山89%。耕地3%。土地が痩せている。そのため、朝鮮との交易は死活問題。塩・魚をと穀物を交換。 倭寇の活動→応永の外寇(倭寇の撃退のため、朝鮮が対馬を攻める)→世宗による倭寇懐柔政策→平和な通交者へ→三浦の人口増加・密貿易や密漁増加→日本と朝鮮とでしばしば対立・仲直りの繰り返し→朝鮮出兵で断交。 ・三浦:李氏朝鮮、世宗の時(1418〜1450)に定められた日本との通商港、乃而浦ないじほ(現在の熊川)・富山浦(現在の釜山)・塩浦(現在の蔚山)の3港。

Posted by ブクログ

2013/11/03

中世の対馬を巡る情勢を宗氏を中心に濃密につづっている。 国境最前線の島主としてさまざまな顔を使い分けながら韓国との関係に 腐心する宗氏のあり方に、現実の外交の生々しさを感じた。 14~15世紀には対馬の漁民がはるか巨文島まで出漁していた点も 驚きであった。

Posted by ブクログ

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