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まんが 医学の歴史
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 医学書院 |
発売年月日 | 2008/03/01 |
JAN | 9784260005739 |
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商品レビュー
3.9
25件のお客様レビュー
医学素人が知りたい通史が、絶妙なテーマ設定でちょうど良いボリュームで分かる。 一方で、この本には表れない、失敗し競争に敗れた者たち、患者たちの存在も思い出さねばと感じた。
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人類誕生当初の経験的医療も医学の歴史に含まれることに驚いた。もちろん史料とかは無いし、推測が大いに含まれる部分だけれど。 メソポタミア文明では楔形文字の医学書も作られていたし、ハンムラビ法典には医療費の規定や、医療過誤の罰則も記されていた。 「言論によるだけの結論からは有益な...
人類誕生当初の経験的医療も医学の歴史に含まれることに驚いた。もちろん史料とかは無いし、推測が大いに含まれる部分だけれど。 メソポタミア文明では楔形文字の医学書も作られていたし、ハンムラビ法典には医療費の規定や、医療過誤の罰則も記されていた。 「言論によるだけの結論からは有益なことは生まれえないが、実証による結論からは、益が生ずる」ヒポクラテス「医師の心得」 科学的な根拠のない残酷な処置によって、医療の名のもとに治るどころかさらに苦しんだ挙句に多くの人が亡くなってきた、というのも医学の歴史の一部だった。 看護学校時代に「根拠」を聞かれるのがものすごいストレスだったという元看護士のユーチューバーの動画を見たことはあるけど、学生時代に根拠の大切をさ教え込もうとしていた指導者側の人は正しいことをしていたと思う。まあ、その人の動画はまあまあ面白かったけど。 「(ルネサンスを迎えた16世紀頃)、銃創の治療を最も厄介にしていたのは、イタリアで確立された治療理論であった。 それによると、銃で撃たれた傷が化膿するのは、傷が火薬の毒に汚染されているためであるとされた。 そのため、銃創を負ったものには火薬の毒を消し去るためと称して、傷口を煮えたぎった油で消毒したり、焼ごとで焼いたりする処置が行われた。 しかしその結果けが人は、治るどころかますます重篤な事態に陥っていたのだ。」p.47 とくに前半の女性の描き方に、不必要な性的要素が入っているのが不快だったけれど、全体的には医学の歴史を気軽に眺められる楽しい本だった。 「「X線のような目に見えないエネルギーの存在は、人間の魂の存在を実証している」と、宗教や神がかり的なものと結びつける者もあらわれた。 今も昔も「うさんくさい輩」ほど、都合の良い歪曲に科学を利用するものである」p.267 「キリスト教社会では「生みの苦しみ」は「知恵の実を食べた人間が、神から与えられた罰」であるとされ、それに抗うことは、府深甚なこととされていた。 実際、ヨーロッパでは妊婦が分娩の際「痛みを和らげてほしい」と訴えただけで、教会に見せしめに生き埋めにされる事件もあったほどである。」p.207 「「常識」というものは、社会の中で正しいと認知された「偏見」にすぎない」p.170 「医学は自然科学の一分野です。けれど、医学が現在の地位を確立するまでには、神仏や霊的存在にすがる「呪術的医学」の段階、ついで「陰陽五行説」や「四体液説」に代表される「思弁哲学的医学」に支配される段階が長く続きました。「自然科学」としての医学が登場するのは、17世紀のウィリアム・ハーヴェイ登場以降のことです。」p.160 「称賛し、追随すべきものは「古いもの」でも「新しいもの」でも「伝統」でもない。つねに「真理」だけである」ジョヴァンニ・モルガーニ 病理解剖学の父 「医学の発展には、いくつかのステップがある。初めは本能的な医療行為、続いて呪術的医療が生まれた。これがいわゆる原始医療の時代である。 その後科学的医学が登場するが、自然科学としての医学が誕生する前には「哲学的」「形而上学的」な医学の支配する時代が長く続いた。それが西洋医学の「四体液説」、「精気論」であり、東洋医学の「陰陽五行説」なのである。」p.25
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA8509382X
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