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箱根路、殺し連れ 光文社文庫
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箱根路、殺し連れ 光文社文庫

太田蘭三(著者)

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箱根路、殺し連れ 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 1998/04/20
JAN 9784334725785

箱根路、殺し連れ

¥220

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2022/12/08

太田蘭三の長篇ミステリ作品『箱根路、殺し連れ~北多摩署純情派シリーズ3~』を読みました。 ここのところ、国内のミステリ作品が続いています。 -----story------------- 北多摩署・相馬刑事の車から絞殺死体が発見された!  被害者は新宿・歌舞伎町の駐車場オーナー...

太田蘭三の長篇ミステリ作品『箱根路、殺し連れ~北多摩署純情派シリーズ3~』を読みました。 ここのところ、国内のミステリ作品が続いています。 -----story------------- 北多摩署・相馬刑事の車から絞殺死体が発見された!  被害者は新宿・歌舞伎町の駐車場オーナー・平賀喜一郎。 彼は高額地所所有者ゆえに殺されたのか?  所轄外のため捜査できない相馬刑事だが、箱根・芦ノ湖で揚げ羽蝶の刺青をした溺死体を発見、平賀殺害の容疑者との間に奇妙な共通点を見いだした!  お馴染み相馬刑事(ウマさん)が泥棒(ノビ)の大二郎とコンビを組んで大活躍! ----------------------- 1994年(平成6年)に刊行された、北多摩署純情派シリーズの第3作です。  ■死体とドライブ   ■箱根の滝と湖  ■物色の跡  ■死体遺棄  ■重要参考人  ■自供の内容  ■解説 中島政利 上司の小言は馬耳東風、ウマさんこと、北多摩署刑事・相馬の車で死体が発見された… 新宿歌舞伎町で駐車中に運び込まれていたのだ、、、 微妙な状況に置かれた相馬は、所轄外の事件を単身、追う… 被害者は駐車場オーナー・平賀喜一郎、平賀が高額の地所を所有していることから、巨悪の匂いを嗅ぎ取る相馬。 しかし所轄署からの圧力により、相馬は捜査を断念… 休暇を取り、箱根へ向かった相馬は芦ノ湖で溺死体を発見する、、、 死体には奇妙な揚げ羽蝶の刺青が… しかも平賀殺害の容疑者に同じ刺青をした者がいたことが判明、さらに箱根登山道で出会った女にも不審な行動が浮かぶ。 二つの事件に深く関わった我らがウマさんの相棒は、泥棒の大二郎… 捜査本部の顰蹙を買いつつ、事件の鍵を握り疾走する純情刑事に勝算は!? 北多摩署の名物刑事、箱根路を駆ける! 爽快人情警察小説。 <駐車場管理人殺人事件>と、その容疑者であった駐車場管理人の息子が殺された事件… そして<多摩川バラバラ女性殺人事件>を、有馬刑事と泥棒の大二郎のコンビが見事に解決する展開、、、 新宿歌舞伎町で発見された遺体と、芦ノ湖で発見された遺体を、いずれも有馬刑事が発見し、さらに多摩川バラバラ女性殺人事件の関係者と有馬刑事は箱根登山道で出会っていた… という現実離れした都合の良い展開には苦笑してしまいましたが、読みやすい平易な文章とキレの良い絶妙な会話に惹き込まれて、意外と愉しめました。 読みやすい… というのは、小説としては大切な要素だと思いますからねー 次も太田蘭三の作品を読んでみようと思います。

Posted by ブクログ

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