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論理は右手に 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2008/04/25 |
JAN | 9784488236045 |
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論理は右手に
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
三聖人と冠付いたシリーズのはずだが、またもや出てこないし。かろうじて1人。またも元内務省勤務のルネと、元売春婦のコンビが主軸。別の事件を追っかけてる最中に、拾わんでもいいのに、犬の糞を見つけ、中に人骨が紛れてるのを見つけてしまう。その付近を地味に散歩させてる犬と飼い主を観察。まあ...
三聖人と冠付いたシリーズのはずだが、またもや出てこないし。かろうじて1人。またも元内務省勤務のルネと、元売春婦のコンビが主軸。別の事件を追っかけてる最中に、拾わんでもいいのに、犬の糞を見つけ、中に人骨が紛れてるのを見つけてしまう。その付近を地味に散歩させてる犬と飼い主を観察。まあ、見つけちゃう。何だかそういう本来の事件は置いといて、出てくる人々の人間味を味わう。そういう本なんだな。歳取るのも悪くないなあー、と思わせるような、人との繋がりあいや絡み合いがいいんだよなー。
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フレッド・ヴァルガスの三聖人シリーズ第2弾。というかこれは三聖人シリーズの外伝っぽい話だ。聖マルコや聖マタイをはじめお馴染みの面々は登場するのだが、今回の主役は明らかに元内務省調査員のルイ・ケルヴェレールで、マルクもマティアスも彼の事件につきあっていたに過ぎない。最初もアダムスベ...
フレッド・ヴァルガスの三聖人シリーズ第2弾。というかこれは三聖人シリーズの外伝っぽい話だ。聖マルコや聖マタイをはじめお馴染みの面々は登場するのだが、今回の主役は明らかに元内務省調査員のルイ・ケルヴェレールで、マルクもマティアスも彼の事件につきあっていたに過ぎない。最初もアダムスベルク警視がニアミスしていたので、三聖人シリーズを読み始めたと思っていたのに、あれっ!?ってな感じで登場人物や裏のあらすじを見返してしまった。お茶目なヴァルガスさんだこと・・・。(笑) ヴァルガスの魅力は個性溢れる人物像や理屈っぽい会話、それに象徴から次第に意味を明らかにしていくストーリー展開で、今回も期待を裏切らない面白さだった。 今回の象徴は・・・、犬の糞。(笑)たまたま、犬の糞から出てきたと思われる人骨を見つけたルイはヒキガエルのビュフォを傍らにその人骨の由来を求めて動き出す。そして、マルトはいやいやながら、その関わらざるを得ない性分から次第に事件にのめり込んでいく・・・。今回も犯人だなと思っていた人物を外してしまったが、ユーモア満載の物語になかなか満足できる展開でした。三聖人シリーズからルイを単独シリーズにしてもいいんでないかな。
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パリの街路樹の根元に落ちていた犬の糞から出た人骨をめぐる謎は、やがて殺人事件へとたどり着く。 三聖人シリーズのはずが今回メインで謎解きをするのは元内務省調査員で、三聖人は脇にやられてしまった。 うち二人はなんとか事件に絡むのだけど、もう一人と伯父はたいそう可哀想なことに…。 三...
パリの街路樹の根元に落ちていた犬の糞から出た人骨をめぐる謎は、やがて殺人事件へとたどり着く。 三聖人シリーズのはずが今回メインで謎解きをするのは元内務省調査員で、三聖人は脇にやられてしまった。 うち二人はなんとか事件に絡むのだけど、もう一人と伯父はたいそう可哀想なことに…。 三聖人の掛け合いを期待していた身には少々寂しかった。 元内務省調査員も常にヒキガエルを連れて話しかけていたりと悪いキャラではないのだけど、いきなり話が逸れてしまうシーンがあったりでちょっと困惑してしまう。 シリーズの先の展開では今回のエピが広がる可能性もあるのかなあなどと考えつつも、いまのところ2作しか訳出されていないようなので評価は保留。 謎解きシーンの畳み掛けるような展開は健在で面白かったんだけどね。
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