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カナダ=エスキモー 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 1981/09/12 |
| JAN | 9784022608024 |
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カナダ=エスキモー
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カナダ=エスキモー
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商品レビュー
4.4
8件のお客様レビュー
1960年代にカナダエスキモーと生活を共にした際の記録。 3つの部族の記録がある中で最も興味ある、北の部族から読んでみた 当時の記録でもエスキモー社会が急速に変化しつつあること、今後消滅する可能性が高いことなどの筆者の予想が記載あるが、50年経って今どうなっているのだろう? 数と...
1960年代にカナダエスキモーと生活を共にした際の記録。 3つの部族の記録がある中で最も興味ある、北の部族から読んでみた 当時の記録でもエスキモー社会が急速に変化しつつあること、今後消滅する可能性が高いことなどの筆者の予想が記載あるが、50年経って今どうなっているのだろう? 数という概念の欠如、飢餓を避けるための教育の必要、犬に対する考え方、エスキモーが自殺する理由などいまやある程度の都市生活を送る人々の間では共通概念となっていることが通用せずに逆に新鮮。 また改めて極地での植村直己の犬橇単独行凄さを感じる。 2025.10.21
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エスキモーへの密着記。狩猟を基本とし、生肉でビタミンを補う人々。気候が過酷で、資源にも乏しい土地なので西欧文明に少しずつ毒されながら今後も残っていくのかもしれません。
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電子書籍で読んだ。電子書籍版のどなたかの評価によると、紙版であった写真や図表が削られているそう。真偽を確認していないが、手に入るのであれば紙版がいいのかもしれない。 本多がカナダのイヌイット(イヌイットがエスキモーと呼ばれて気にしていないからか、本書では「エスキモー」とされ...
電子書籍で読んだ。電子書籍版のどなたかの評価によると、紙版であった写真や図表が削られているそう。真偽を確認していないが、手に入るのであれば紙版がいいのかもしれない。 本多がカナダのイヌイット(イヌイットがエスキモーと呼ばれて気にしていないからか、本書では「エスキモー」とされている)の部落に滞在し、寝食をともにした記録である。犬そりを駆って、イヌイットと一緒に数百キロメートルを移動し、アザラシやカリブーをとる。すごいのは本当に寝食をともにしていることだ。ただ、さすがの本多勝一もトイレ(共用の空き缶で、みんなのいるところで用を足す)をともにはできず、セイウチのヒレに潜む赤いシラミは口に入れられなかったらしい。とはいえ、カリブーの腸(生!)や尻についた寄生虫を口にしており、文化の違いを超える胆力と体力に大いに感心した。 印象に残ったのはイヌイットには「寝る時間」「食べる時間」というのがないということ。いつでも寝るし、つまみ食い的にいつでも食べているそうだ。白夜もあり、日照時間も低緯度圏とは異なるため、「夜に寝る」という発想には確かにならないだろうということに思いいたり、目から鱗だった。食べ物も、何泊もかけての狩猟なのだから、採れれば食べるし、余れば貯蔵するものだろう。 本書が素晴らしいのは、単に狩猟生活の紹介にとどまらず、イヌイットそれぞれの性格が分かるほどに彼らが生き生きと描写されているところである。読者の胸にイヌイット1人1人が目に浮かび、まるで自分も知り合いであるかのように感じる。「未開人の国を訪ねて、目にみえる範囲でその未開ぶりを大げさに書く」のではなく、「『非人間性』をあばくのとは反対に、『人間』を発見する」という本多の目的を本書は見事に達している。 また、イヌイットがそり犬に対し非情であるという指摘について、本多は説諭している。愛玩犬も人間の利己的な都合で生み出したものであり、そり犬と変わらない。そり犬は使役動物であり、酷寒の自然とたたかうのに感傷は命取りになるのだ。イヌイットには愛玩犬や記念品というレジャーと呼べる考え方があまりないとも指摘している。犬の方もかなりたくましく、用便中の人間の糞を狙ってうろつきまるため、本多も石を投げて応戦していたらしい。 さらに、イヌイットに数の概念を問うたり、詩歌を採録したりと、新聞のルポながら学術的なことも行っており、それが本書の価値を高めている気がする。 取材自体は1963年頃のようなので、イヌイットの生活も変わっていることだろう。それを寂しいと思うのは非常に勝手であるが、やはり極北の大地で狩猟生活を営む人類がいてほしいという気持ちが捨てきれない。グローバル化で都市部は世界中似た街、似た生活になっている。少数民族に限らず、独自の文化、風俗、考え方、言語、そういったものたちがどんどん消えていっているのだろう。いい面もあるに違いないが、やはり寂しい。
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