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アメリカ・インディアン悲史 朝日選書21
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 1974/10/09 |
JAN | 9784022591210 |
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アメリカ・インディアン悲史
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
筆者の主張は一貫しており白人は人種差別意識を根底に秘めて行動しており高貴なインディアンを許せなかったという。レヴィ=ストロースも絶滅危惧の民族を保護するといいながら結局人種差別主義者だと語る。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカ・インディアンがコロンブスの大陸発見以後、アメリカ開拓者たちにどんな侵略虐殺をされたかを知るには非常に簡素に事実を淡々と書かれた一冊だと思います。 中国の大盗賊という本で中国人の本質が盗賊文化であると言う事を読み取りましたが、この本を読むとアメリカ人が開拓するために行ってきたアメリカ・インディアンたちへの仕打ちを見ると驚くべき事をしていることがよく分かります。 そのアメリカがフィリピンのルソン島や、ベトナムのソンミで行った虐殺がこのアメリカ開拓の時のアメリカ人の本質的な部分なのだろうかと思わされました。 アメリカ・インディアンたちは土地の所有などと言う物は無く自然の中で自然と生きていた。 物という物に執着せず分け合い、富めばみんなが富を得て、貧しくなればみんなが貧しくなると言う共同体の中で生きてきた本当に人間として信じることを常として生きてきた民族だった。 それをアメリカ人たちは土地を略奪し、物も奪い、それまで済んでいた富んだ土地から追い払い、追い払うことにも絡んだアメリカ人がその利益を奪いと、驚くべき仕打ちをしたことが書かれている。 アメリカ・インディアンへのアメリカ人の対応はその国家の民族性を何となく読み取ることが出来る事象であり、私たちもその事を知っておくことは大切な事だと思う。 アフリカから黒人を人間としてではなく物として奴隷制度の中に連れてきて、白人以外への人種差別はフィリピンやベトナムの例を挙げれば恐ろしくなる。 今はそういう人間ばかりではないだろうが中国が盗賊民族であればアメリカは差別と略奪の民族ではないかと極端な思いが頭をよぎった。 アメリカ・インディアンたちの悲しいアメリカ合衆国での歴史を知る上で歴史家でない著者の調べたこの本は読んで損のない一冊かと思う。
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西部劇以前のアメリカインディアンの話。一冊にまとめるにはあまりにも多くのことがあったので、違う本も読みたくなる。アメリカとインディアンの問題を我々の問題として捕える考え方も興味深い。
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