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中世の東海道をゆく 京から鎌倉へ、旅路の風景 中公新書
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中世の東海道をゆく 京から鎌倉へ、旅路の風景 中公新書

榎原雅治【著】

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中世の東海道をゆく 京から鎌倉へ、旅路の風景 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2008/04/25
JAN 9784121019448

中世の東海道をゆく

¥440

商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2024/05/31

中世の東海道を中世に書かれた文献からルートや景観を再現していこうという内容です。こういう話は好物です。 室町時代の東海道は干潟を干潮時刻に合わせて突っ切ったり、川を浅くて流れの緩い場所を選んで突っ切ったりと中々ワイルドです。 あと江戸時代になって本格化する湿地の干拓が行われる前な...

中世の東海道を中世に書かれた文献からルートや景観を再現していこうという内容です。こういう話は好物です。 室町時代の東海道は干潟を干潮時刻に合わせて突っ切ったり、川を浅くて流れの緩い場所を選んで突っ切ったりと中々ワイルドです。 あと江戸時代になって本格化する湿地の干拓が行われる前なので様々なところが干潟だったり湿地帯だったことが文献からも見えてくるというのが面白い。静岡県磐田まで太平洋から船で行けたとは驚きです。 ちょっと当時の地形を地理院地図のフォーマットで描いてみたいなどと思いました。

Posted by ブクログ

2021/04/22

中世の東海道。近世とはまた違った風景。特に地形の観点から探る。 東海道53次。確立されたのは江戸時代。それまではまた異なる複数のルートが存在したという。 本書は中世の紀行文を基に当時のルートを再現する試み。 木曽川などの乱流地帯、淡水湖だったとの説が根強い浜名湖。近世でも難...

中世の東海道。近世とはまた違った風景。特に地形の観点から探る。 東海道53次。確立されたのは江戸時代。それまではまた異なる複数のルートが存在したという。 本書は中世の紀行文を基に当時のルートを再現する試み。 木曽川などの乱流地帯、淡水湖だったとの説が根強い浜名湖。近世でも難所であった天竜川、大井川、富士川は流路が一つでなく扇状地を複数の小河川だった事実など。 現代とも近世とも異なる沿線風景。歴史が専門の筆者。ことのほか地学が多い科学的な視点は新鮮でした。

Posted by ブクログ

2019/12/09

中世の東海地方が中心に書かれていて興味深い。 特に今切の箇所は完全に淡水湖で外界と接点がなかったわけではないということを改めて知る。

Posted by ブクログ

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