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誓い
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2008/04/25 |
JAN | 9784575236149 |
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誓い
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サークルの部屋の前に置かれた小包。開けてみると、日記のコピーとまじないの本が入っていた。まるで小説の様な展開に好奇心がくすぐられ、サークルメンバーで一つ実行してみる。その、安易な気持ちで始めたまじないが平和な日々を変貌させるとも知らずに。 *** 呪い遊びシリーズ第4弾。これで終わりかな?おそらく。 事の始まりは、誰からか送られてきた、日記のコピーとまじないの本。日記の内容は、このまじないの本に関する警告ともとれるような文言だった。状況は明らかに不審だが、興味本位で一つ試してみることに。試してみるまじないは、誓約のまじない。約束を守りさえすればなんともない、と軽い気持ちではじめ何人かで守れそうなルール、(サークルの活動を円滑にするためのルール程度のもの)を決める。紙に円形になるように名前とルールを書き連ね、そこに、誓いの証として血判を押し、互いに手をつないで、本に書いてある通りの呪文を唱えた。すると、個人差はあるのだがめまいがしたり、怯え始めたりするサークルメンバーたち。尋常じゃないメンバーの様子に困惑しつつも、主人公も首に違和感を覚えるが、首には何もない。その日は体調なども鑑みてお開きとなり、帰宅したが、翌日から誓約をめぐる凄惨な日々が続いていく。これも、なんとも救いのない話だった。ぶっちぎりの後味の悪さ。他の作品もたくさん人が死んだり、傷つけあったり憎しみあったりして後味が悪かったり、負の感情の連鎖に読んでいて胸焼けがしたものだが、最後は人を想う気持ちで状況を何とか覆そうとしたり、実際に覆したりとなんとなく救われる部分があった。しかし、誓約の呪いの状況下にあったにせよ、徐々に互いが互いを傷つけあう事を厭わなくなっていた。誓約の呪いは確かにあり、約束を破れば制裁を行うという誓約が人間が考えうる中で一番酷い方法をもって遂行されるわけだから、それは恐ろしい。ただ、それ以外に脅迫概念のようなものに襲われたり、自分の内の中から出てきた黒い感情に支配されたりする様子も見られた。読み始めは、仲の良いメンバー同士が互いに望まぬままに、体を操られ制裁を実行していく様を見て胸を痛めたが、読んでいく内に雲行きが怪しく。制裁が実行されるごとに、何故こうなってしまったのかを解明しようと努力する段階で、皆互いに言えぬほどの秘密を抱えていることが暴露されていく。メンバーのほとんどが制裁の対象になり、主人公を含め、三人程になったころには、全てのメンバーの秘密が判明しており、よくそんなのでサークルやってこれたな、と思う程人間関係の有様が酷いものだった。互いに後ろめたさや罪悪感を抱えていたにしてもひどすぎる。どうやったらここまでこじれるのか……。 サークルを円滑に進めるための誓約を守り切るなど土台無理だったのだ。一つ疑問に思ったのが、小包をサークルの部屋の前に置いた人物は何を思っておいたのか。この本の効力は十分知っていたはずなのに……。 色々な所を巡って巡って、このサークルにたどり着いたようなので、他の人に渡さなくてはいけないルールがあったのだろうか?
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少し前に流行った携帯小説です。ホラー系なのですがとても分かりやすく、面白い内容で学園ものなので読みやすかったです。
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呪い遊びシリーズの第二弾。話の内容は、ある日、大学のミステリーサークルに1つの小包が送られてきた。 そこに入っていた日記には、“誓い”の儀式のやり方が書かれていた。10人の仲間は、それぞれ10の“誓い”を立てる。 それはとっても簡単な“誓い”で、破られるはずなどなかったが…。 感...
呪い遊びシリーズの第二弾。話の内容は、ある日、大学のミステリーサークルに1つの小包が送られてきた。 そこに入っていた日記には、“誓い”の儀式のやり方が書かれていた。10人の仲間は、それぞれ10の“誓い”を立てる。 それはとっても簡単な“誓い”で、破られるはずなどなかったが…。 感想としては、表面だけの友情は薄いもの。そう教えてくれたのは『誓い』でした。いつもは優しい人でも、命の危険を感じれば他人の命なんて関係ないものなんです。お遊びで誓ってはいけない、そう分からせてくれたのは『誓い』です。
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