あやまりたいの、あなたに

内館牧子(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2006/03/25
• JAN: 9784344011380

商品レビュー

2023/09/08

　かつての力士のニックネーム：　褐色の弾丸・房錦、潜航艇・岩風、人間起重機・明歩谷、土俵の鬼・若乃花、南海の黒豹・若島津、怪童・北の湖、ウルフ・千代の富士・・・。1948年、秋田の米農家生まれ、内館牧子さん、2000年女性初の横綱審議委員に。「あやまりたいの、あなたに」、2006.3発行、エッセイ集。①各界の天才たちは「国民の共有財産」②今の日本人にはハングリー精神がない　③昔は、列車で隣りあった人たちが、ミカンだの飴だのを取り出し「どうぞ、おひとつ」と勧めてくれることがよくあった。

2018/01/30

こんなに共感したエッセイは今までで2冊目。
毒舌の中にある自虐とコミカルな文章がいい塩梅。

世の中を厳しくみてて、私の育った環境の価値観と近いなーと思いながら読んだ。
社会人院生として東北大の大学院に進学した彼女のお話は特に好き。

2015/07/10

最近、不動産関係の本ばかり読んで、ちょと煮詰まっている。
昨日、図書館に行って…
ぶらぶら…
読みたい本を探す。

今は、内館牧子さんのエッセー気分。

内館牧子さんのエッセーは、15年以上前に友達にすすめられ読んだ。

凄く好き。
笑える。面白い！
小説家なので、人を観察する視点が細やかで…
でも、
バサッとこういうのダメ！
と、ご自身の価値観を表現される。
その価値観が、私には、ぴったりくるから好きなんでしょうね。
読んでいて、気持良い。