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バール・イ・ヴァ荘 アルセーヌ・リュパン・シリーズ 創元推理文庫
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バール・イ・ヴァ荘 アルセーヌ・リュパン・シリーズ 創元推理文庫

モーリス・ルブラン(著者), 石川湧(著者)

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バール・イ・ヴァ荘 アルセーヌ・リュパン・シリーズ 創元推理文庫

定価 ¥506

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1973/08/13
JAN 9784488107123

バール・イ・ヴァ荘

¥440

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2022/03/23

「ルパン」シリーズの『バール・イ・ヴァ荘』を読みました。 久しぶりの「ルパン」シリーズですね。 「ルパン」が怪盗としてではなく、「ジム・バーネット」という探偵に扮して登場する『バーネット探偵社』以来かな。 この物語で「ルパン」は「ラウール・ダヴナック」という紳士として登場し、...

「ルパン」シリーズの『バール・イ・ヴァ荘』を読みました。 久しぶりの「ルパン」シリーズですね。 「ルパン」が怪盗としてではなく、「ジム・バーネット」という探偵に扮して登場する『バーネット探偵社』以来かな。 この物語で「ルパン」は「ラウール・ダヴナック」という紳士として登場し、美人姉妹を犯罪者から守りながら、連続殺人や遺言書、錬金術の謎を、持ち前の行動力と才能で解いて行きます。 『バーネット探偵社』で愛する人を「ルパン」に盗まれた青年刑事「ベシュー」も、相変わらず相棒?として登場しています。 -----story------------- 「ラウール・ダヴナック」が深夜の自宅に帰りついたとき、玄関にはすでに明りが灯り、あでやかな一人の女性が待っていた。 そこへ電話のベルが鳴り、相手は「ラウール」の名を「ルパン」と言いあてた。 それは青年刑事「ベシュー」であった。 難事件をかかえた彼は「ルパン」の名を思い出し、援助を懇請してきたのである。 翌る朝、早速「ルパン」は彼と組んでその事件を手がけることになった。 ≪バール・イ・ヴァ荘≫の持ち主の遺言の謎。たてつづけに不可解な事件が発生してゆくなかで、「ルパン」は窮地に立たされ、事態を解明できないままに危機をむかえるに至った。 ----------------------- 舞台となる≪バール・イ・ヴァ荘≫とその庭園のイメージが湧きにくかったので、せめて地図か見取り図は欲しかったなぁ… とは思いますが、それ以外は不満もなく、冒険小説として、そして見方によっては恋愛小説として楽しめましたね。 財宝(金塊)の謎が解けるシーンは、なかなかファンタジックでした。 テレビドラマにもなっているようですが、このシーンをどう再現したのか見てみたいものです。 そして、「ルパン」が盗み、最後に失ったもの、、、  それは財宝ではなく"愛"だったんですよねぇ。 本作を読んで、アニメの『ルパン三世』が、原作のエッセンスを忠実に、そして、うまく取り入れているなぁ… と改めて感じました。 『ルパン三世』の魅力って、初代から引き継いだモノなんですね。 少年時代にも夢中になった「ルパン」シリーズを再読したくなりました。

Posted by ブクログ

2018/06/08

また何も後に残らない物語を読んでしまった。 備忘録という意味で粗筋を書くと、錬金術を編み出した老人の死後、その手法を探りに上手く遺族(ここでは孫娘二人と姉の夫)に取り入った犯人たちの周りで起こる数々の事件をラウールことリュパンが見事解き明かすというもの。 しかし、バール・イ・ヴ...

また何も後に残らない物語を読んでしまった。 備忘録という意味で粗筋を書くと、錬金術を編み出した老人の死後、その手法を探りに上手く遺族(ここでは孫娘二人と姉の夫)に取り入った犯人たちの周りで起こる数々の事件をラウールことリュパンが見事解き明かすというもの。 しかし、バール・イ・ヴァ荘とその庭園を舞台に物語が繰り広げられるなら、見取図ぐらい必要だぞ! 本統に何も残らなくて、行数を埋めるのにも一苦労だ…。

Posted by ブクログ

2013/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帰宅したラウール・ダヴナックを待っていた謎の女カトリーヌ。ラウールの元にかかってきたベシゥー保安部班長からの電話。パール・イヴァ荘で起きた事件。失踪したと思われたクリスティーヌ、何者かに射殺されたクリスティーヌの義兄ゲルサン。ゲルサンが向かった小屋の秘密。クリスティーヌと姉ベルトランドの祖父が隠した金の精製法。殺された木こりのドミニック、気が触れたドミニックの祖母ヴォーシェルが口走った「三本柳」の秘密。三本柳を境に決められた遺産相続。何者かに襲われるクリスティーヌ。下男アルノルドの協力。ベシゥーが好意を持った小間使いのシャルロット。

Posted by ブクログ

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