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陸行水行 別冊黒い画集 2 文春文庫
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陸行水行 別冊黒い画集 2 文春文庫

松本清張(著者)

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陸行水行 別冊黒い画集 2 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1985/01/01
JAN 9784167106119

陸行水行

¥385

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2015/06/11

箸休めミステリ短編4本。4本とも、エキセントリックな人物が主軸となっている。2作は普通に一人称目線なのに対し、残り2つは淡々と「有ったこと」を記述しており、捜査調書のようで面白い。 最初の「形」が淡々とした事象の記述で特に面白く、行政や捜査の裏をかくクレーマーの話で、なかなか珍...

箸休めミステリ短編4本。4本とも、エキセントリックな人物が主軸となっている。2作は普通に一人称目線なのに対し、残り2つは淡々と「有ったこと」を記述しており、捜査調書のようで面白い。 最初の「形」が淡々とした事象の記述で特に面白く、行政や捜査の裏をかくクレーマーの話で、なかなか珍しいタイプの話ではないかと思う。ただ、オチはそこまでなくても良かったんだけど。 対して表題作は、はじめミステリになるの?と心配になるような話だが、きちんと一人称視点になっているため、読者は興味の云々に関係なく引き込まれてしまう。その辺の面白さが清張の魅力だ。 4つとも、ものすごくブレイクするような話でもないし、キャラクターが濃すぎて「そんな奴、おらんやろ」とつい突っ込みたくもなるが、十分異常に面白いのでオススメ。 特に、ボリューム的に電子書籍で読むと良いのではないかと思います。

Posted by ブクログ

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