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レベッカ(上) 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1971/10/30 |
JAN | 9784102002018 |
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レベッカ(上)
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商品レビュー
4.2
13件のお客様レビュー
亡くなった前妻レベッ…
亡くなった前妻レベッカの影響が強く残る館にやってきた新妻の恐怖を描く。展開が遅めなのを我慢すれば、非常に楽しめる。
文庫OFF
新訳も出ているみたいですが、大久保氏は他のデュ・モーリア作品も数多く手掛けているし、旧訳でいいんじゃないですかね。少し古風な日本語の感じと物語の持つゴシックな雰囲気が絶妙にマッチしています。 山田風太郎が小説の中で"デュ・モーリア女史"と言及するほどの愛読者...
新訳も出ているみたいですが、大久保氏は他のデュ・モーリア作品も数多く手掛けているし、旧訳でいいんじゃないですかね。少し古風な日本語の感じと物語の持つゴシックな雰囲気が絶妙にマッチしています。 山田風太郎が小説の中で"デュ・モーリア女史"と言及するほどの愛読者だったとは知って、再び興味が湧いてきたのですが、なるほどさすがのストーリーテラーっぷりです。
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友人にオススメしてもらいました。 海外モノは独特な和訳に慣れない場合が多くて敬遠しがちでしたが、本書は古めかしい言い回しがかえって不審な雰囲気に似合っててよかったです。 なんの前情報もなく読み始めたので、若く貧しい後妻が美しいお庭を眺めて過ごしたり、日に何度もお茶をするよう...
友人にオススメしてもらいました。 海外モノは独特な和訳に慣れない場合が多くて敬遠しがちでしたが、本書は古めかしい言い回しがかえって不審な雰囲気に似合っててよかったです。 なんの前情報もなく読み始めたので、若く貧しい後妻が美しいお庭を眺めて過ごしたり、日に何度もお茶をするような優雅な日々にしだいに馴染み、最後はマンダレイを取り仕切るという、彼女の出世物語を描いているのかと思ってしまい、使用人とも次第に打ち解けられるのかなーなんて、お気楽な想像をしていました。 が、なんだか不穏な空気が漂い始め、謎や疑惑が次第に色濃くなり・・・極めつけは上巻のラストシーン、前妻の化粧室での使用人頭と主人公の対話が恐ろしく、恐怖に駆られました。 だって、死んだ人間の、洗っていない寝間着やブラシ・・・気持ち悪くてぞっとするでしょう。コレ、ホラーだったのね。 白い小道や薔薇園など、自然の情景描写が美しければ美しいほどそれとは対照的に、館全体に張り巡らされた妖気が際立っていきます。 名作といわれる格を感じる作品でした。 下巻気になる、けどコワイ。
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