Windows PowerShellポケットリファレンス

牟田口大介【著】

• 販売会社／発売会社: 技術評論社
• 発売年月日: 2008/05/10
• JAN: 9784774134109

商品レビュー

2010/12/29

Power Shell でちょっとしたスクリプトをつくるときに大変便利。
よく持ち歩いています。
多言語との連携部分を厚く書いてくださるともっとありがたいです。
でも、ポケリとしては十分！

2010/01/31

　技評のPOKERIレーベルの一冊。
本書はこのレーベルでは珍しく、入門部分があり約100P（全体の1/4）を占めている。
　この構成についての評価は分かれるところだと思う。WindowsPS（以下PS）のコマンドの使い方まで忘れちゃう人のためのリファレンスとして入門部分が兼ねていると見るか、それともコマンドレットに特化して管理技法も含めた多様なサンプルに比重を置くべきだったかである。
　著者はWSHを得意とする人らしく、本著もPSではスクリプトプログラムを書くものという前提で著されたようだ。なるほど、サンプルもそのようになっている。
　ただ、PSは管理者が離れたPCのコンディションを知るために用いることも多いといえる。あるいはWindowsクライアントプログラマーが試験的に.NETクラスの有効性を試す場合も多々あろう。
　本著は、そういった視点では書かれてない（著者があまり使わないから？）。たとえば管理者やプログラマーがPSに期待することの大きなひとつがWMIを直接叩けることだが、それに関する記述が3P+2Pの5Pしかない、しかも索引にはWMIの字すらでてこない。これはどうしたものかと思った。編集方のミスもあるかもしれないが、著者の日常の使い方が出てしまっているのではないかという気がした。

　そういった偏りがある以上、本書はPSのリファレンスとして広く万人向けとは言いがたい。
しかしながら、PSの「入門書」として読んだとき、よく練られた言葉が丁寧に選ばれていることなど、著者の良心はよく伝わってくる。そして後半のリファレンスは、本書の入門部分に対する「リファレンス」と考えると、よい構成になっていると思った。
そういった点を総合的に勘案すると、本著は「一冊でPSの入門をやりきっちゃいたい人」「WSHからPSに移行する人」に適した入門＆リファレンスと思われる。

2009/09/23

私の初めての著書です！
Windows PowerShellのリファレンスです。ver.2には対応していませんが、ver.2は上位互換なので十分利用に耐えうると思います。
文法編、コマンドレット編、.NET クラスリファレンス編の三部構成です。