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育ての心(上) フレーベル新書12
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育ての心(上) フレーベル新書12

倉橋惣三(著者)

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育ての心(上) フレーベル新書12

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フレーベル館
発売年月日 1979/01/01
JAN 9784577800485

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商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2023/03/12

保育園の友達ママさんに教えてもらった一冊。 2歳の子供の躾におもいなやむ中で出会った本。 家庭教育という考え方に初めて触れた。大事なのは子供のこころもちに寄り添うこと。原因や理由、結果とは切り離す、理屈ではなく今の子供の心もちを汲むことが大事で、子供はそれを求めている。

Posted by ブクログ

2011/01/14

(本の内容から抜粋) 子どもは心もちに生きている。その心もちを汲んでくれる人、その心もちに触れてくれる人だけが、子どもにとって、有難い人、うれしい人である。 子どもの心もちは、極めてかすかに、きわめて短い。濃い心もち、久しい心もちは、誰でも見落とさない。かすかにして短き心もちを見...

(本の内容から抜粋) 子どもは心もちに生きている。その心もちを汲んでくれる人、その心もちに触れてくれる人だけが、子どもにとって、有難い人、うれしい人である。 子どもの心もちは、極めてかすかに、きわめて短い。濃い心もち、久しい心もちは、誰でも見落とさない。かすかにして短き心もちを見落とさない人だけが、子どもと倶にいる人である。 ・・・ その子の今の心もちにのみ、今のその子がある。 ◆紹介:広報スタッフ

Posted by ブクログ

2008/02/24

倉橋惣三の著書。 倉橋惣三は、日本のフレーベルと言われる、大正・昭和期における幼児教育者だ。 この「育ての心」には、倉橋惣三の子どもに対する目、教育者としての思想が満載されている。 幼児教育者の著作ではあるが、全教育者が読むべきである。 「自ら育つものを育たせようとす...

倉橋惣三の著書。 倉橋惣三は、日本のフレーベルと言われる、大正・昭和期における幼児教育者だ。 この「育ての心」には、倉橋惣三の子どもに対する目、教育者としての思想が満載されている。 幼児教育者の著作ではあるが、全教育者が読むべきである。 「自ら育つものを育たせようとする心。それが育ての心である。世にこんな楽しい心があろうか。それは明るい世界である。温かい世界である。育つものと育てるものとが、互いに結びつきに於て相楽しんでいる心である」 という序文から始まる。 なにか、すがすがしさを感じる。 「子どもたちの中にいて」 これは、詩的な文章が並んでおり、育ての心の上巻のメインと考えられる。 心に響く文章がたくさんあった。 特に「人間教育」「小さき太陽」「驚く心」「とげ」「子どもたちを送る日」「詫びる心」「自分」「自らを」「子どもらが帰った後」「創意なき教育」「自らを新たにする努力」「この萌芽に対して」「温」「日かげ」「ひなた」が印象的であった。 この章は教育者必読である。 「母ものがたり」 目から鱗だったのは… 赤ちゃんが生まれたら、もう1つ生まれるものがあるという事実である。 それが母だ。 以後、母についての記述が続く。 親となった人々は目を通すべきだ。 「子どもの癖しらべ」 端から見たら叱りたくなる癖。「ぐずぐず」「あいだ食い」「虚言(うそ)」「盗み」「泣くこと」について述べられている。 これらの癖が一概に叱る対象にならないことがよくわかる。 子どもに関わる人は一読すべし。 2008年02月20日読了

Posted by ブクログ

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