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タンタンタンゴはパパふたり
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポット出版 |
発売年月日 | 2008/04/15 |
JAN | 9784780801156 |
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商品レビュー
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温めても温めてもなかなか孵らない卵(石)を不思議そうに見つめるロイとシロの表情が印象的。 飼育員の機転で幸せな家族ができて本当によかった。 アンナ・カレーニナの法則「すべての幸せな家庭は似ている。 不幸な家庭は、それぞれ異なる理由で不幸である。」を思い出した。 幸せな家庭は家...
温めても温めてもなかなか孵らない卵(石)を不思議そうに見つめるロイとシロの表情が印象的。 飼育員の機転で幸せな家族ができて本当によかった。 アンナ・カレーニナの法則「すべての幸せな家庭は似ている。 不幸な家庭は、それぞれ異なる理由で不幸である。」を思い出した。 幸せな家庭は家族が愛し合っている。この一点が重要なのであってそこに性別は関係ない。 子どもが産まれたらぜひ読んであげたい1冊。
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タンタンタンゴはパパふたり 著者:ジャスティン・リチャードソン&ピーター・パーネル 絵:ヘンリー・コール 訳者:尾辻かな子、前田和男 発行:2008年4月15日 ポット出版 仕事で見ているドラマで、セントラルパークにいるゲイのペンギンカップルに卵を与えたら、温めて孵化させて育てた、という話をしていた。だから僕たちも子供が持てるかも・・・というゲイカップルの会話。 そのドラマをネタに原稿を書かないといけないため、セントラルパークのその話を調べてみたところ、実話であり、絵本にもなっていることが分かった。日本語に訳され、出版していることも。早速、図書館で借りてきた。 訳者の1人は、レズビアンであることを公表している国会議員の尾辻かな子。落選して、今は議員をしていないけど。前田和男が共訳者になっているのも意外な組み合わせ。 セントラルパークは若い頃に行ったことがあるが、動物園があるらしく、そこにロイとシロというアゴヒモペンギン(和名ヒゲペンギン)がいて、何年かいっしょに暮らしているうちに、お互いを意識するようになり、カップルになったと作者あとがきにある。1998年のことらしい。 ペンギンにゲイカップルがいることは、日本でも知られるようになってきた。3年前に読んだ「南極探検とペンギン」(ロイド・スペンサー・デイヴィス著、2021年、青土社)には、100年前に南極遠征をしてペンギンの同性愛行為を観察した歴史が書かれていた。先月読んだ「進化が同性愛を用意した」(坂口菊恵著、2023年、創元社)には、ボノボ、ニホンザル、ゴリラ、ライオン、カモメ、ゾウ、パイソン、イエネコ、シカ、トンボ、イルカ、イカ、線虫・・・など、同性間性行動は広く見られると書いてあった。 本書の本文に描かれた内容によると、ロイとシロは形から入ったようだ。ヘテロセクシャル(オス・メス)カップルがしている様子を観察し、石で自分たちの巣を作り、その夜からは、他のペンギンカップルと同じように巣で仲良く一緒に眠るようになった。 そして、やはり他のカップルがしているように、卵を温めて赤ちゃんペンギンを誕生させようとした。でも、自分たちには卵がない。ロイはある日、みんなが温めているものと似たもの見つけ、持ち帰って温め始めた。シロはその上に乗って抱きかかえつづけた。こっくりと居眠りも。シロが泳ぎに行くと、今度はロイが温める。交代して温めたけど、何も起きない。 飼育員のグラムジーさんが、産み落とされたままほうっておかれた卵を探し、ロイとシロの巣に運んだ。ロイとシロは、再び朝も晩も温めつづけた。すると、待ちに待った赤ちゃんが誕生した。グラムジーさんは、その子を「タンゴ」と名付けた。タンゴを踊るように、ロイとシロが生きをあわせてこの子は生まれたから。 あとがきによると、放置されていた卵は、ベティとポーキーというカップルが産んだ卵。それまで何回も卵を孵してきたカップルだったが、1回に一つしか世話ができないため、二つ産んだ2000年は一つが放置されていたのだった。 ロイとシロはちゃんと子育てをし、2羽のお父さんはタンゴを連れて泳ぎ、夜には巣に帰る。3羽は仲良くよりそいながら眠りにつくのだった。
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借りた本:県立図書館 (2024年1月16日) なんの予備知識もなく、たまたま図書館で見つけて、ペンギンが大好きな末っ子に読み聞かせようと思って借りた絵本。 どうやら、LGBTQ理解への一歩としておすすめされている(?)絵本のようですね。“パパふたり”…なるほど。 これは実話だ...
借りた本:県立図書館 (2024年1月16日) なんの予備知識もなく、たまたま図書館で見つけて、ペンギンが大好きな末っ子に読み聞かせようと思って借りた絵本。 どうやら、LGBTQ理解への一歩としておすすめされている(?)絵本のようですね。“パパふたり”…なるほど。 これは実話だそう。オス同士がいつも一緒にいて、巣作りを始めて、他カップルが育てられなかった卵をその巣に置いたら上手に孵化させたという。 確かに人間目線で言えば、LGBTQだとか性の多様性だとかに当てはめる事ができちゃうかもしれないけど、ペンギンからすればそんなつもりじゃなかったかも?と思ってしまった。“愛し合ってるふたり”だったとしても、それは男女のような夫婦のようなそういう愛じゃなくて、お互いに居心地がいいからいっしょにいる、ただそれだけ。友だちや兄弟のような関係だったかもしれない。巣作りや卵を温めるのも、周りがやってるから同じ事をしただけ。育児放棄されてしまった卵の命が、このふたりによって助かったのならそれはそれで良かったと思うけど。 それでも、我が子の中に「家族=父親+母親+子ども」が普通でそれしかない、みたいな固定概念が根付く前にこういったお話を読み聞かせられて良かったなぁと。 成長して自分で読めるようになった時にまた読んでみてほしいなぁと思いました。
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