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馬を売る女 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1981/08/08 |
JAN | 9784167106591 |
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馬を売る女
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
殺人自体よりもその周辺のいろんなことがスリリングで面白い短~中篇集。 タイトル作はなかなか殺されないし、他の作ではええ、この人が死ぬの?という意外性もあり。一番以外なのは、誰も死なない短編なんだけど、個人的にはそれがこの本の中では一番好きだな。 どれもさすが清張という、シーン...
殺人自体よりもその周辺のいろんなことがスリリングで面白い短~中篇集。 タイトル作はなかなか殺されないし、他の作ではええ、この人が死ぬの?という意外性もあり。一番以外なのは、誰も死なない短編なんだけど、個人的にはそれがこの本の中では一番好きだな。 どれもさすが清張という、シーンの背景や歴史から豆知識までをも網羅した取材と語彙の圧倒性が素晴らしいが、最後の歴史小説家は、清張本人がモデルじゃないのかねえ。個人的に、松本清張の歴史小説はあまり好きではないのだけど。 どうでもいい話。「馬を売る女」で検索すると、TBSのサイトの検索で引っかかってくる文が、全くストーリーを誤読したものになっている(「社長に掛かってくる競馬情報を盗聴し、愛人に流して大金を手に入れるハイミスの犯罪を鋭く描く。」)。 まあそれくらいに4作とも結構複雑なストーリーになっていたりして、せっかちな人は掴みきれないかもしれない。
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