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女は胆力 平凡社新書414
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2008/04/10 |
JAN | 9784582854145 |
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女は胆力
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女は胆力
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
「胆力がつけば女に怖いものなし」、すごい迫力でしょう(笑) 腹を据えれば、力が湧いてくる。覚悟も決まるし決断もできる。これだけ書くと何のことはないと思われそうですが、この人は自分の生きざまでそれを示しているからすごい。 男尊女卑が常識の時代に立ち向かい、爆撃のなかで決...
「胆力がつけば女に怖いものなし」、すごい迫力でしょう(笑) 腹を据えれば、力が湧いてくる。覚悟も決まるし決断もできる。これだけ書くと何のことはないと思われそうですが、この人は自分の生きざまでそれを示しているからすごい。 男尊女卑が常識の時代に立ち向かい、爆撃のなかで決断を下した決断で九死に一生を得るなど、まさに胆力が無ければ成し遂げられなかったであろう話ばかりです。 なにせ、大学受験のときには「女なんか竈の前へ引っ込んでろ」と罵声を浴びせられ、国会議事堂には当初女性トイレすらなかったといいます。男性中心社会に、男性顔負けのエネルギーを持って切り込む。これがどんなにすごいことだったか、想像するだけでも畏敬の念を覚えます。 女性議員の誕生の話には、民主主義政治の美しい一面が垣間見える気がしますね。戦後焼け野原の東京で、「餓死しては相すまぬ」という心の叫びから「餓死防衛同盟」が組織され、やがてそれが政治活動へ繋がってゆく。 市民に清き一票を願うのではなく、市民から「私たちの命を頼む」と託されることで議員になる。いまは「心の餓死防衛同盟」が必要なんじゃないかと著者は言ってますが、今の政治を著者がどう見るか、聞きたくなってしまいますね。 そして議員となったあとは園田直議員との不倫が世間の注目を浴びましたが、著者がここで決断したのは「自分の政治生命を園田直という議員に託すこと」。すごいですね。自分が人生を懸けて来たことを預けるって言うことです。「あなたは、二人分の政治家の活動ができますか」って、とても重い言葉です。 それからは、世間の興味本位な言説に一切反論することなく、黙って園田議員を支え続ける。やがて園田議員は外務大臣として日中友好平和条約の締結を実現します。 本書はこういう中身の濃いエピソードだらけで、紹介しきれません。 腹に力を入れる。言ってることは簡単なんですが、それを96歳で亡くなるまで実践しつづけたこの著者はやっぱりすごい。「怪物ばあさん」などと呼ばれたそうですが、失礼ながらやはり常人ならざる生きざまだと感じましたね。
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その場を見抜く眼に、胆力あり。 男女共に自分にある力を磨いて輝かせることは、自分の強みになるはずです。胆力を養うことは、自分を磨くことに他なりません。 人生の大先輩からのお言葉には、気づきのヒントが満載の一冊。
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当たり前のことを当たり前に行うことの難しさ。 目の前のことと向き合うことはそう簡単ではないけど、向き合えば向き合っただけ何かが返ってくる。 やはり大事なこと。人間の生きる力、エネルギー。
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