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西郷隆盛の世界 中公文庫
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西郷隆盛の世界 中公文庫

上田滋(著者)

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西郷隆盛の世界 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 1998/01/19
JAN 9784122030466

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2017/01/14
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幕末維新の英傑西郷隆盛の軌跡・思想等を、関係者や本人の書簡・日記等から浮き彫りにしたもの。本書の内容は司馬の小説、大河ドラマ「飛ぶが如く」にある西郷像を髣髴させる。ただ、本書はそれに止まらず、明治6年政変の意義にも迫る。この政変の基本は、江藤新平対大久保利通の政争と見る。そもそも西郷留守政府の政策は、木戸外しを目論んでいた大久保は了解。が、江藤による逸脱を、西郷が承認・支援するようになり、ゆえに、大久保は西郷とも袂を分かつことになった、というのだ。大久保の江藤への憎悪は著名で、本書の帰結はさもありなんか。 西郷が江藤流の法治主義的民主的開明路線に親近感を持っていたことは、これまでの彼のイメージと異なり興味深いし、本書も骨太に論じている。また、明治6年政変がいわゆる征韓論論争の帰結ではなく、西郷自身、朝鮮との直談判は紛争回避目的であったというところも、斬新な視点である。なお、大久保と西郷の友情等について、著者は両名に対して温かい視線で叙述しており、読後感は非常によいものであった。

Posted by ブクログ