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新訳 ドン・キホーテ 後篇
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新訳 ドン・キホーテ 後篇

ミゲル・デ・セルバンテス(著者), 牛島信明(著者)

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新訳 ドン・キホーテ 後篇

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1999/06/22
JAN 9784000241113

新訳 ドン・キホーテ 後篇

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2017/01/07

最古?のメタ小説。 前編と偽作の後編までもが有名になったおかげで、「有名なあの小説の登場人物二人」として各地で歓迎?される二人。 前編の矛盾点を登場人物に弁明させたり(「印刷所のミスであろう」は笑)、偽作をチクチクとディスったりと芸が細かい。 後編ではサンチョが随分賢くなっ...

最古?のメタ小説。 前編と偽作の後編までもが有名になったおかげで、「有名なあの小説の登場人物二人」として各地で歓迎?される二人。 前編の矛盾点を登場人物に弁明させたり(「印刷所のミスであろう」は笑)、偽作をチクチクとディスったりと芸が細かい。 後編ではサンチョが随分賢くなっており、相変わらず酷い目に遭うけれども、それなりに報酬や救いがあり、ほっとする。 前編ではともすればグロテスクな感もあったドン・キホーテの狂気は、後編では次第に穏やかになり(ドン・キホーテが自分が見た幻視の真偽を尋ねるようになる)、比例するように勇猛さが失われて思慮深さが前面に出てくる流れは、少し寂しいものがある。 ともあれ、故郷に帰って来た二人に「お疲れさま」と言いたい。

Posted by ブクログ

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