デュアン・サーク(1) 魔女の森 上 電撃文庫

深沢美潮(著者), おときたたかお(著者)

• 販売会社／発売会社: メディアワークス
• 発売年月日: 1996/09/01
• JAN: 9784840205108

商品レビュー

2010/05/28

ＲＰＧをそのまま舞台…

[文庫ＯＦＦ]

ＲＰＧをそのまま舞台にした様な世界で、新米戦士デュアンが偉大な勇者に成長するまでを描く物語。深沢氏の別シリーズ、フォーチュンクエストの１世代前頃の時代が舞台となっており、それぞれの主人公達にも深い関係があってこれもまた楽しい。是非両方読んじゃってください＾＾

2010/05/28

まだ、冒険に出たばか…

[文庫ＯＦＦ]

まだ、冒険に出たばかりのデュアン。森の中で一人、迷子になってしまっていたところで、これから長い道のりを一緒に歩むことになるオルバと出会う。さらに途中で、フィアナ国王女アニエスと出会い、３人で向かったのは、有名な魔女「オグマとサムラ」の住んでいる城。まだ、冒険者になりたてのデュアンが、かわいらしい！

2012/08/07

発売当初、14年前だから…12歳の時に読んだんですね、デュアン・サーク第一巻。フォーチュン・クエストでラノベの冒険小説にハマった私。女の子主役の一人称で書かれた作品と言うのが私の基準になっていたもので、男の子主役かつ三人称で進む冒険小説、と言うのは、ラノベであっても小難しい印象を得たものです。

今となってはむしろ三人称の方が基準になっていたりするんですけど。まあ子どもでしたからね。

そんなわけで、当時は“フォーチュンのファンだから取り敢えず読んどく”って感じでした。

いや～14年経ってから読み返してみると随分と印象が違う！まずラノベで読みやすいですし、登場人物に対する印象も違う。子どもの頃はフォーチュンに比べて皆地味で味気ないなあ…と思っていたんですよね。でも今見てみると、皆可愛い。素朴さと言うか普通さが良い。ヒロインは設定自体は派手だけど、凄く普通の、まあ、気の強い女の子。
子どもの頃はこの今で言うツンデレぽさと言うのか、勝ち気なところが好きになれなかったんですよね。子どもにはツンデレのデレの良さ、よくわからなかったんでしょう。でも今は可愛い。性格もそうですが、境遇なんかも理解できるようになったんだろうな。

つまり私も一応人間として成長してると言うことかな。うん。

内容よりも自分の成長を実感する読書となりました。

内容に関する感想は下巻の方で書きます。