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砂漠の薔薇 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2008/04/10 |
JAN | 9784344411111 |
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砂漠の薔薇
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商品レビュー
3.2
20件のお客様レビュー
愛娘の「お受験」にのめり込むのぶ子。彼女はなぜ親友の娘を殺したのか。平凡な主婦を殺人に駆り立てた狂気を描く衝撃のミステリー。
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途中までは面白かったのに…。 まず、主人公が国立にここまで執着する理由がよくわかりませんでした。また、ハイクラスの周りの人物も国立に執着していましたが、抽選なんて不確かな選考方法のある所を唯一の受験校にするとは思えません。有名な私立小学校を目指すと思います。 お受験殺人事件を...
途中までは面白かったのに…。 まず、主人公が国立にここまで執着する理由がよくわかりませんでした。また、ハイクラスの周りの人物も国立に執着していましたが、抽選なんて不確かな選考方法のある所を唯一の受験校にするとは思えません。有名な私立小学校を目指すと思います。 お受験殺人事件をモチーフにしたものは、他に「森に住む魚」をよみましたが、登場人物皆に感情移入できて大変面白かったです。
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恋愛物を除くと、ぶっ飛んだ世界観でスタートからアクセル全開の私的「ヒャッハー」世紀末枠の作家、新堂冬樹。何が言いたいかというと、私は完全なる黒新堂派です。 今回はお受験〜仁義なきママ達の抗争〜編 セレブリティ溢れるマダム達が自身の分身の為に身を削り他人の足を引っ張り合うドロドロ...
恋愛物を除くと、ぶっ飛んだ世界観でスタートからアクセル全開の私的「ヒャッハー」世紀末枠の作家、新堂冬樹。何が言いたいかというと、私は完全なる黒新堂派です。 今回はお受験〜仁義なきママ達の抗争〜編 セレブリティ溢れるマダム達が自身の分身の為に身を削り他人の足を引っ張り合うドロドロが定番のアレ。 セレブと無縁の女のぶ子と、幼馴染であるセレブ代表誰にでも優しい十和子の、お受験を舞台に子供を巻き込む、複雑な人間模様がこの作品の主軸だ。 閉鎖的な性格ののぶ子はママ友の中に身を置く事を「娘の将来のために私の身を削る 砂漠の中に一輪の赤い薔薇を咲かせる」と表現していた。もう何かが歪んでいる。後に彼女の闇が極限までに増幅していた事を読者は終盤に悟る事になるだろう。 偏見になるのかもしれないが、お受験ママなるものに関与していない人物が想像した女性のヒステリックを具現化したようだ、というのが率直な感想だ。 いや、私もそうなのだが...何だか少し遠い所から見届けた様な読了感。 確かにそんなイメージあるけど、本当かなぁ...??と他人事ながら小首を傾げる何とも言えない時間が流れた。 その理由は、私が母で無くとも女性だからだろう。自身に置き換えると途端に全貌が見えなくなるのはなるほど嫌な機能だとつくづく思う。 この作品は置かれた立場で喜怒哀楽が分散しそうな、単純だが難しいテーマに感じた。 内容は「お受験 ママたちの抗争 足の引っ張り合い」これで連想される定番をストーリー化して貰えればほぼ正解だと思う。 そこに黒新堂節が入るのだが、これがまぁ遅い。彼直伝、エンタメ性すら感じないのは辛い。ページをめくる手が進まない。どの人物にも感情移入が出来ない。どうしよう。 と、ダラダラ読み進めやっとお悲劇頂戴した頃には時すでに遅し、千里眼が発動されていた。 裏切りの無い結末を見届けるのは苦行だ。 転→結のいきなりのスピード超越ヘビーロックなリズムに乗り切れず、勢いそのまま着地点を通過してしまった。何も救いが無い。 結局のぶ子は何がしたかったのか、途中までしか彼女の心が綴られていないではないか。それとも彼女の今までは「なんの意思もない衝動的な物だった」で済ましたという事なのだろうか。うぅん、そんなリアルは好きではない。 バッドエンド愛好家にだって、美学はあるし故に好き嫌いだってあるのだ。
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