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#中公文庫 #ドナルドキーン #日本の作家 作家について語ったエッセイ。半分は#三島由紀夫 を語っている。著者の語り口は 批評というより、三島由紀夫 の感情や生き方を伝えたメッセージのように感じる 著者が傑作と評価した本は読んでみたい 森鴎外 花子 石川啄木 ロー...
#中公文庫 #ドナルドキーン #日本の作家 作家について語ったエッセイ。半分は#三島由紀夫 を語っている。著者の語り口は 批評というより、三島由紀夫 の感情や生き方を伝えたメッセージのように感じる 著者が傑作と評価した本は読んでみたい 森鴎外 花子 石川啄木 ローマ字日記 谷崎潤一郎 武州公秘話 太宰治 御伽草子 三島由紀夫 宴のあと 人間性について「三島は 本来の自分のものではない人柄や容姿を身につけるための努力を、人に決して悟られないように気をつけていた」 三島由紀夫と太宰治を語る上の違いについて「三島を論じるとき〜一人の作者を見つけるために〜多彩な彼の作品群に踏み込まなければならない」 「太宰を論じるとき〜作中人物を作者自身と同一視しない〜作者の自己告白として彼の作品を読んではいけない」 三島由紀夫の死の様子について「死の模様は、二二六事件を起こした昭和十年代の青年将校を思い出す」 「その死に方は むごたらしいものだが、三島さんの芸術上の理想にピッタリだった」 三島の天皇観について「天皇は日本の伝統の具現者であり、日本人の集積庫である〜天皇を護持することは日本そのものを護ること」 「教養ある人ならどこの国の文学でも理解し得る〜理解は、知識と関係なく、裏面に隠れている文学や芸術の作品の意義を捕らえることにある」は名言 太宰治の絶筆「グッド・バイ」について「新たな出発を志した人の作品に思える」という著者の見解には共感する
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