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狼たちの月
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狼たちの月

J.リャマサーレス(著者), 木村榮一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ヴィレッジブックス
発売年月日 2007/12/15
JAN 9784863325913

狼たちの月

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みんなの感想まとめ
  • 狼たちの月
  • 戦争の悲惨
  • 孤独と美しさ
  • 雪に覆われた大地
  • 反戦メッセージなし
  • 生き抜く人々
  • 透明感ある描写
  • 過酷な自然環境
  • 深い思索を促す
  • ひたむきな生き様

過酷な戦闘の末に敗残兵として生き抜く人々の姿を描いた物語は、孤独と美しさが交錯する深淵を探求しています。流血と死者が覆う大地に真白い雪が降り積もり、静かに照らす月の光が印象的な風景を生み出します。著者は詩人であり、その透明感ある描写は、感情を排した事実のみに焦点を当てています。戦争の悲惨さを描く一方で、反戦のメッセージを強調することはなく、何のために生きるのかという問いを深く掘り下げることもありません。ただ、ひたむきに生きる人々の姿とその生き様が淡々と描かれ、厳しい自然環境の中での彼らの存在が静かに心に響きます。物語は、過酷な現実に対する人間の強さと脆さを浮き彫りにし、読者に深い思索を促します。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2016/09/26

フランコ率いる反乱軍との戦いに敗れ、スペイン北部の山中で生き抜く敗残兵の姿を描いた物語。 始まりから過酷で、それが約10年続く。集団的戦闘が終わり、周囲全てが敵となった状況で、厳しい自然の中で生き抜くとは一体どういうことであろうか。 作者は詩人であり、そのためか描写には非常に透明...

フランコ率いる反乱軍との戦いに敗れ、スペイン北部の山中で生き抜く敗残兵の姿を描いた物語。 始まりから過酷で、それが約10年続く。集団的戦闘が終わり、周囲全てが敵となった状況で、厳しい自然の中で生き抜くとは一体どういうことであろうか。 作者は詩人であり、そのためか描写には非常に透明感がある。感情を排して事実のみを述べているようで、現実的な過酷さに比べ、彼らは淡々と、あるいは飄々と生きているようにも見える。 それでいて、各章に該当する2、3年ごとに、その過酷さが牙を剥く。 戦争の悲惨さを描く物語ではあるが、反戦小説ではない。敗残兵となるに至ったもともとの戦争については、詳しくは触れていない。 なぜ生きるのか、何のために生きるのか、この物語は語らない。 ただひたすらに、ひたむきに生きる人々の姿を忠実になぞる。その生き様が、死に様が、静かに降り積もる。

Posted by ブクログ

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