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前哨 ハヤカワ文庫SF

アーサー・C.クラーク(著者), 小隅黎(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1985/04/15
JAN 9784150106072

前哨

¥605

商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2023/05/04

100冊ビブリオバトル@オンライン第23ゲームで紹介された本です。オンライン開催。 2020.08.22〜23 第96回アワヒニビブリオバトル「旅」で紹介された本です。オンライン開催。 2023.2.18

Posted by ブクログ

2020/10/03

カンガルーか?とも思える種族と人間か?と思える種族の生長を描く「第二の夜明け」と、二人の性格の異なる男の緊迫した宇宙空間での時間を描いた「破断の限界」がおもしろい。「優越性」も皮肉に満ちた作品。 ・「第二の夜明け」サイエンス・フィクション・クォータリー誌1951.8月号 ・「...

カンガルーか?とも思える種族と人間か?と思える種族の生長を描く「第二の夜明け」と、二人の性格の異なる男の緊迫した宇宙空間での時間を描いた「破断の限界」がおもしろい。「優越性」も皮肉に満ちた作品。 ・「第二の夜明け」サイエンス・フィクション・クォータリー誌1951.8月号 ・「おお地球よ・・4」フューチャー・サイエンス・フィクション誌1951.9月号  ある植民地で生まれ育った10歳の少年マーヴィンは父に連れられ、生活するドームの外に初めて出かける。そこは不毛の世界で上空には母星「地球」が浮かんでいた。植民地で生まれ育つ者はこうなのでは?という設定。後の「地球帝国」の主人公に通じる? ・「破断の限界」スリリング・ワンダー・ストーリーズ1949.12月号  ・「歴史のひとこま」スタートリング・ストーリーズ誌1949.7月号  金星から地球に到着した宇宙船。そこで穴のあいたフィルムを発見し見てみるが、内容は彼らにとって理解不能。解明には長い時間がかかるとされ、しかも最後に制作者の名前があったがそれは・・ ・「優越性」ファンタジイ&サイエンスフィクション誌1951.8号  とても辛辣な皮肉に満ちた作品。A国ではとても素晴らしい兵器「消滅球」を作ったが、兵器で劣るB国との戦争には負けた。理由はB国の兵器より優越した兵器を持っていたから。・・その兵器を使うためには多大な兵力と設備が必要で、それを満たそうとしている間に、原始的なB国の戦法にやられてしまった。  今コロナ禍で、線路保線をするのに自動保線機を作って保線時間は短縮したが、機械の設定と退出に時間がかかり、結局便利になったのか?というのを先日TVで見たのを思い出した。 ・「永劫のさすらい」スーパー・サイエンス・ストーリーズ誌1950.3月号  地球で帝国を作り戦争をしかけた「支配者」。が負け戦が濃厚となり一人地下で冷凍睡眠に入る。ここらへんヒトラーを思い起こす。100年後に目覚めるつもりだったが・・ ・「かくれんぼ」アスタウンディング誌1949.9月号  敵の宇宙巡洋艦から逃げているスパイ ・「地球への遠征」アメージング誌1953.6,7月号  3人が乗り組んだ宇宙船が惑星に着陸した ・「抜け穴」アウスタンディング誌1946.4月号  火星人は地球を監視していた ・「遺伝」アウスタンディング誌1948.9月号(ニュー・ワールズ誌1947.3月号)   ・「前哨」テン・ストーリー・ファンタジイ誌1951.春季号  「2001年宇宙の旅」の元となった作品。最初から月の場面。ピラミッド状の人工物を発見し、それは見えない壁に包まれていた。20年かかりそれを壊す。

Posted by ブクログ

2016/04/14

巨匠クラークの端正な初期短編集。同じ初期短編集の「太陽系最後の日」よりも、鴨的には読みやすかったです。 たぶん、思想的なアピールを最小限にして「ハードSF」に徹した作品が多いのが要因かと。あの「2001年宇宙の旅」の原型として名高い表題作を始めとして、ハードSFとしての成立要件...

巨匠クラークの端正な初期短編集。同じ初期短編集の「太陽系最後の日」よりも、鴨的には読みやすかったです。 たぶん、思想的なアピールを最小限にして「ハードSF」に徹した作品が多いのが要因かと。あの「2001年宇宙の旅」の原型として名高い表題作を始めとして、ハードSFとしての成立要件を過不足なく体現している佳作が揃っている、なかなかの佳品だと思います。いかんせん今読むと古さを感じる作品もあるので、その点はあらかじめご容赦を、って感じですかね。「古き良きSF」そのものです。

Posted by ブクログ

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