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あの「食品」の裏事情 青春文庫
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あの「食品」の裏事情 青春文庫

野本健司【監修】

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あの「食品」の裏事情 青春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青春出版社
発売年月日 2008/04/11
JAN 9784413093934

あの「食品」の裏事情

¥110

商品レビュー

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2008/07/24

 食品問題には関心はあるけれど、一方的に危険を煽るだけの本は敬遠したいと思っているので、この本はちょうどよかったです。  添加物や糖分の話ではなく、主に「品物の名前」の話でした。ベビーホタテと呼ぶホタテは、ホタテと同じ目に属しているけど科の違う「アメリカなんとか貝」だとか、いかに...

 食品問題には関心はあるけれど、一方的に危険を煽るだけの本は敬遠したいと思っているので、この本はちょうどよかったです。  添加物や糖分の話ではなく、主に「品物の名前」の話でした。ベビーホタテと呼ぶホタテは、ホタテと同じ目に属しているけど科の違う「アメリカなんとか貝」だとか、いかにも鮭っぽく販売されているノルウェーサーモンはマスだとか。ウナギという名前で売られるウミヘビとか、安く販売されている食材が「どうして安い」のか、その辺の疑問が解消される本。  ウソはついていないし法律も違反していない、ただちょっと紛らわしい名前をつけて、買う人にそれっぽい気持ちになってほしいね……そんな販売物の多さにクラクラしました。同時に納得。これはこれで、別モノだけど美味しいモノだとわかって食べることができるのなら、一概に悪役に認定しなくても大丈夫なのですね。  名前って曖昧な符帳なのだなぁと思いました。○○サケってついていれば、本当はサケでなくともサケっぽく見える。けど、命名方法に法則性はないわけで、サケと同じ亜目にいなければサケの名前は冠せないというわけではないようで。  本当の名前で、本当の素性で売って、味だけで消費者が買うものを選んでくれるような状況ならいいのかもしれないけど、買う側は見た目と印象と売り口上、それに価格で物を買ってしまう上に付和雷同するから、売る方もさぞかし困るんだろーなぁ。  ……本物を見る目を養う、なんて土台無理ですし。ズルく立ち回る人に得をさせてしまう買い方しかできない自分たちが、何だかもどかしいです。

Posted by ブクログ

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