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地中海の誘惑 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1985/10/01 |
JAN | 9784122012653 |
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地中海の誘惑
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西洋史の研究で知られる著者による、地中海をめぐる6つのエッセイをまとめた本です。なお、後年に刊行された『地中海―人と町の肖像』(岩波新書)は、本書の姉妹編ともいうべき内容になっています。 著者は、プロイセンのフリードリヒ2世に生まれながらにしての「地中海人」としての性格を見よう...
西洋史の研究で知られる著者による、地中海をめぐる6つのエッセイをまとめた本です。なお、後年に刊行された『地中海―人と町の肖像』(岩波新書)は、本書の姉妹編ともいうべき内容になっています。 著者は、プロイセンのフリードリヒ2世に生まれながらにしての「地中海人」としての性格を見ようとしています。また、エル・グレコとセルバンテス、ギボンとヴィンケルマン、ゲーテ、アンデルセン、スタンダール、バイロンの4人の作家などを論じた章では、芸術家や歴史家、作家たちが地中海に寄せた思いについて、くわしい考察が展開されています。 アーヴィングの『アルハンブラ物語』やカミュ、ヴァレリーらをあつかった章では、明示的に書かれているわけではありませんが、非西洋人の西洋史研究者である著者みずからの視線が、彼らの目を通して地中海からヨーロッパの「外部」へと向かっていくまなざしと交錯するような、不思議な印象を読者の心にのこします。
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