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代筆屋 幻冬舎文庫
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代筆屋 幻冬舎文庫

辻仁成【著】

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代筆屋 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2008/04/09
JAN 9784344411128

代筆屋

¥110

商品レビュー

3.5

68件のお客様レビュー

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2024/09/09
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代筆屋 大学時代の友人が仕事でアメリカに移り住むことになり、戻ってくるまでの数年、吉祥寺に住むことになった。 ミーシャ 大学時代の友人が飼っているシャム猫。吉祥寺に住む間、世話をしている。 レオナルド 代筆屋の階下にあるカフェ。 マスター レオナルドのマスター。 名前も分からぬ人へ向けた恋文の書き方 茅野大介 サーフィンが趣味の十九歳。ハンバーガーショップでアルバイトをしている。ほぼ毎日同じ時間に顔を出す、女子学生に恋をしていた。 乙部富士子 大介から手紙をもらった女子学生。レオナルドの常連客の知り合いの娘さん。大介の同僚の青木くんに興味があった。 咲くよ桜 北条優子 三十歳。三年前に別れた恋人とよりを戻すための手紙を依頼。 たくちゃん 山崎琢也。三年前に優子と別れた。田舎に帰り、家業を継いだ。 過去に囚われず、未来に縛られず 光来徳三 外食産業の会長。 目を細めて、輝く水平線を 緒方修司 刑務所に長いこと服役していた。二十五年前、ガソリンスタンドで働いていた。 フジタ 深夜営業のカフェレストラン〈ロングアイランドダイナー〉の店主。 日野昌代 この際、はっきひとささるために 半井ひさみ 服飾関係の会社で働くオフィスレディ。 岸辺時雄 ひさみが苦手な同僚。 芳賀聡 ひかみが好意を寄せている。 穂延欣也 ひさみの母親が持ってきた見合い相手。 時任真二 ひさみのかつての恋人。 でも死のうとは思わない 芹沢比奈子 小太りの中年女性。二十歳のとき、五歳年上の洋食屋のコックと結婚。荻窪で小さな洋食屋を始める。長男が二歳、長女が生まれた年に家出をした。好きな男と駆け落ち。一年後に離婚が成立。 孝介 比奈子の息子。 ラブレターのすすめ 新藤美和子 井の頭公園駅と吉祥寺駅との中間に住む。一流証券会社に就職。 高橋健哉 美和子の家の道を挟んだ家に住む。幼なじみで同い年。吉祥寺の外れで車の販売ショップをはじめた。 八十八歳のわたしより 老婆 米寿を迎えたばかり。 心境 くろがねりさ こうちゃん りさの彼氏。 ジュリア 斉藤正志。昔の男友達。体は男だけど、心は女。 ヒルマ 沖縄の人。那覇のサーフショップで働いている。家は民宿を経営。 工藤(仮名) カメラマン。 雪のかまくら 安東新一郎 料亭の主人。 康代 料亭の女将。 広信 安東の息子。事故で他界。 安東喜代子 安東の母。七十八歳。長く臥せっている。

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2024/04/24

男性から告白がうまくいくように 段取りを頼まれているにもかかわらず 同時に女性側から傷つけずに告白を断る 方法を考えてくれと頼まれる… あれっ?これと同じようなシチュエーション つい最近読んだような、と考えていたら 東野圭吾さんのマスカレード・ナイト だった。 私自身はこんな...

男性から告白がうまくいくように 段取りを頼まれているにもかかわらず 同時に女性側から傷つけずに告白を断る 方法を考えてくれと頼まれる… あれっ?これと同じようなシチュエーション つい最近読んだような、と考えていたら 東野圭吾さんのマスカレード・ナイト だった。 私自身はこんなシチュエーションになったこと ないけれど、小説としては作りやすい ドラマチックな展開なのかしら。 でも、様々な年代の人のお手紙を盗み読み しているような感覚。 小さな罪悪感と気恥ずかしさと、高揚感。 手紙をしたためた人の新たな人間性を知れる 楽しさ。 事情を知っているが故にやきもきもして。 とはいえ、手紙自体は代筆屋が書いたので 本人が書いたものではないのだけれど、 その人の気持ちがにじみ出ている気がして 来るから不思議。 なんだか、手紙を書きたくなってきた。 なんでもない日に、大切な人に手紙を送りたい。

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2023/12/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

ラブレターにおいてもっとも重要なのは視点であろう。この親友君の短所は、ファッションセンスの悪さや性格の暗さなど、あげればきりがなかった。ところが仲間内の評判は決して悪くなかった。仲間を裏切らない。情に厚い。信頼性がある。芸術家肌。余計なことは言わない。といった具合。要は見方。みる角度で人は見違えるように変化するものである。

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