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自伝的女流文壇史 改版 中公文庫
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自伝的女流文壇史 改版 中公文庫

吉屋信子(著者)

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自伝的女流文壇史 改版 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2005/05/01
JAN 9784122045293

自伝的女流文壇史 改版

¥660

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2018/07/05

センチメンタルな少女小説や通俗小説で名を馳せた吉屋信子がこんなにもするどい観察眼を持っていたとは!知らなかったことを恥じ入るばかり。彼女の人生で印象に残った女流作家たちを生き生きとした筆で描写している何とも面白い評伝集。岡本かの子の章、長谷川時雨の章、山田順子の章などなどどれも個...

センチメンタルな少女小説や通俗小説で名を馳せた吉屋信子がこんなにもするどい観察眼を持っていたとは!知らなかったことを恥じ入るばかり。彼女の人生で印象に残った女流作家たちを生き生きとした筆で描写している何とも面白い評伝集。岡本かの子の章、長谷川時雨の章、山田順子の章などなどどれも個性的。「女流文学者会挿話」での「女流文学者ばかりで集まって何がおもしろいのよ」「国防色のモンペなんてイヤー!」と言い放つ宇野千代があまりにも宇野千代らしくて笑った。吉屋先生の偏りのない視点もある意味特異。面白かったです。

Posted by ブクログ

2013/12/02

田村俊子、岡本かの子、林芙美子、宮本百合子、三宅やす子、真杉静枝、長谷川時雨、矢田津世子、ささき・ふさ、そして山田順子。 明治、大正、昭和初期に活躍した女流作家たちとの交遊録。 会うべくもないこれらの女性たちのたたずまいが伝わってくる。それから、女流文学者会の設立と、戦時中のこと...

田村俊子、岡本かの子、林芙美子、宮本百合子、三宅やす子、真杉静枝、長谷川時雨、矢田津世子、ささき・ふさ、そして山田順子。 明治、大正、昭和初期に活躍した女流作家たちとの交遊録。 会うべくもないこれらの女性たちのたたずまいが伝わってくる。それから、女流文学者会の設立と、戦時中のこと、そして戦後の再会までのいきさつも収録されている。 この時期の女性文学に興味のある人にとっては得がたい内容だろう。 嫋嫋とした美女でありながら、威勢のいい啖呵もきったという長谷川時雨。 ちょっとした料理でも、振舞われたものは本当においしそうに食べて見せたという林芙美子。 返す当てもない借金を信子に迫った、田村俊子のねっとりとした感じ。 子宮癌を患っても、女の生命を絶たれるよりは、と、摘出手術を拒んで亡くなった真杉静枝。 彼女たちの美しいところも、醜いところも、かわいらしさも、かなしさも、さっとすくいとって、ありありと描き出されている。 吉屋信子のあたたかさと、たしかな描写力が存分に味わえる本。

Posted by ブクログ

2013/03/08

実家にあった本。 ほとんど読んだことのないあるいは知らない人だったけど 昔の女性小説家の人々の生き方や意気込みがわかり面白かった。

Posted by ブクログ

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