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国を思うて何が悪い 新装版 一自由主義者の憤慨録 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2008/04/20 |
JAN | 9784334744113 |
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国を思うて何が悪い 新装版
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ひと月前に「阿川弘之」の訃報を知り、追悼を兼ねて「阿川弘之」作品を選択、、、 書棚に飾ったまま未読だったエッセイ『国を思うて何が悪い ~一自由主義者の憤慨録~』を読みました。 「阿川弘之」作品は、昨年2月にに読んだ『春の城』以来ですね。 -----story--------...
ひと月前に「阿川弘之」の訃報を知り、追悼を兼ねて「阿川弘之」作品を選択、、、 書棚に飾ったまま未読だったエッセイ『国を思うて何が悪い ~一自由主義者の憤慨録~』を読みました。 「阿川弘之」作品は、昨年2月にに読んだ『春の城』以来ですね。 -----story------------- 「大新聞の正義面」「作られた世論に乗せられる人」「陸軍式の独善的思考」「国の権威をドブに捨てる政治家」そして「卑下と自虐の果ての反動」―。 左がかりも、右寄りも、それが極端に走れば、きっと大きな揺り返しが来る。 透徹した「自由主義者」の視点から、日本の「未来」を見通した、いまこそ新しい名著、復刊! 日本人よ、「見識」を持て。 ----------------------- 「阿川弘之」が言論界の偏重した風潮に対する憤懣を≪一自由主義者の憤慨録≫としてエッセイ風に綴った作品です。 ■戦時下のリベラリスト ■文化人は自由主義がお嫌い? ■国旗に対する国際儀礼 ■文化大革命を讃美した人たち ■文士に多い安普請 ■礼儀知らずの新聞記者ども ■天皇制の論じ方 ■植民地経営に見る陸海軍かたぎ ■日の丸の由来 ■君が代の由来 他 自分の信念に基づいて、天皇陛下のことや国家、国旗のこと、そしてアメリカ、ソ連、中国のこと等が、忌憚なくズバズバと語られている痛快なエッセイ、、、 槍玉にあげられた当事者は複雑でしょうが… 「阿川弘之」らしいエッセイでしたね。
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冷戦崩壊前に書かれた本で時代を感じさせる部分は多々あるのだが、所謂オールドリベラリストの思考回路を理解するには丁度いいのかもしれない。全体的に傾聴に値する部分はあるものの、海軍=善、陸軍=悪の印象操作が強いのが難点か。所詮作家個人の感想文なので書かれている内容が史実と勘違いするの...
冷戦崩壊前に書かれた本で時代を感じさせる部分は多々あるのだが、所謂オールドリベラリストの思考回路を理解するには丁度いいのかもしれない。全体的に傾聴に値する部分はあるものの、海軍=善、陸軍=悪の印象操作が強いのが難点か。所詮作家個人の感想文なので書かれている内容が史実と勘違いするのは大間違いであると思う。この辺が思想把握の難しさかな。
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流石 自由主義者だけのことはある 礼儀もへったくれもない、思いつくまま言いたい放題だ。 もっとも読者にとっては痛快である。親父の憤慨短編随筆 異論のある輩が、酒を飲みながら読む本ではない。 喧嘩を売っているのである。 「黙れこの野郎!、屁理屈言うな!」となって暴れそうだ。 しかし...
流石 自由主義者だけのことはある 礼儀もへったくれもない、思いつくまま言いたい放題だ。 もっとも読者にとっては痛快である。親父の憤慨短編随筆 異論のある輩が、酒を飲みながら読む本ではない。 喧嘩を売っているのである。 「黙れこの野郎!、屁理屈言うな!」となって暴れそうだ。 しかし、僕は面白いと思って読んだ。 もっともな言いたい放題だからだ。 東京帝大卒、海軍出身、昔気質の頑固親父だけれど、涙もろく感激屋、憎めない。2015年8月3日(満94歳没) 老いぼれ爺だけれど、もう少し生きていて欲しかった。
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