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ブロディーの報告書 白水Uブックス53
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 1984/05/01 |
JAN | 9784560070536 |
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ブロディーの報告書
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
いついつ、誰それからこんな話を聞いた〜という語り口で書かれた「対決」がテーマの短編集(ではないか?) 作中出てくる(主に南米の)地名や人名についてはほとんど皆目見当もつかないのだが、ドライな筆致がとにかくカッコイイ。
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アルゼンチンの作家、ボルヘスの短編集。 何かパッと見堅苦しい感じがしますが、これが結構読みやすいんですね。 短編集だから1つ1つの作品は短いし、収録されているほとんどの作品が「回想」とか「聞いた話」風に書かれているんです。 「これは私がバーの親父から聞いた話なんだができる...
アルゼンチンの作家、ボルヘスの短編集。 何かパッと見堅苦しい感じがしますが、これが結構読みやすいんですね。 短編集だから1つ1つの作品は短いし、収録されているほとんどの作品が「回想」とか「聞いた話」風に書かれているんです。 「これは私がバーの親父から聞いた話なんだができるだけ忠実に書いてみよう…」 みたいな感じ。 で、また世界観がいいですね。 何だろ、歴史は様々な闘いで紡がれる、というのか。 人と人の争いをいろいろな形で描いている、そんな面白さがあります。 そこには残酷で報われない結末も当然ありますけどね。 争いというのはそういうものかもしれません。 少し『キノの旅』や「Sound Horizon」の世界を連想しました、何となく、ね!
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読み終わった日から10年以上経っているため内容を全く覚えていないのだが、読み終わった当時に書いたメモによると「難解」「卑劣な男、別の争い、マルコ福音書、表題作が印象に残った」「特にマルコ福音書にはうならされ、非常に謎めいた余韻を感じた」とある。
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