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いつの日にか君と(上)
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いつの日にか君と(上)

ジュディス・マクノート(著者), 瓜生知寿子(著者)

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いつの日にか君と(上)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ヴィレッジブックス
発売年月日 2007/08/18
JAN 9784863329096

いつの日にか君と(上)

¥220

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2008/11/01

脱獄犯に人質に取られ監禁されながら、いつしか彼の無実を信じるようになり愛が芽生える。 上下巻で千ページ超の作品なので伏線もサイドストーリーも盛りだくさん。グイグイと引きつけられて一気読み、なことは確か。でも肝心の本筋に辿り着くまでが冗長気味。ヒロインやヒーローの過去をあんなに詳し...

脱獄犯に人質に取られ監禁されながら、いつしか彼の無実を信じるようになり愛が芽生える。 上下巻で千ページ超の作品なので伏線もサイドストーリーも盛りだくさん。グイグイと引きつけられて一気読み、なことは確か。でも肝心の本筋に辿り着くまでが冗長気味。ヒロインやヒーローの過去をあんなに詳しく描写する必要性はどうだろう。それから目出度く誤解が解けてのキートン滞在時間もほのぼのとして良いのだけど、やっぱり長い気がする。 それにしても肝心要な最初の殺人事件。アメリカの司法制度がどうなっているのか、まったくわからないのだけど、あんなに簡単に有罪にしてしまっていいもの? 一読した限りでは状況証拠しかないし、当たり前だけど自白も取れていない。それで殺人の犯人というのはあまりにも乱暴じゃないかと。それに刑務所の所長が犯人を捕まえにくるなんていう状況も不思議。どう考えても職務を逸脱しているような(アメリカではOKなのか?)。 そのあたり気になるところはあるものの、ヒーローはヒロインを愛しているし、ヒロインもヒーローを愛していることは確か。それ故の迷いや誤解も良い具合にブレンドされていて、ハラハラドキドキしながら大団円を待てる。かわいそうなのは完全な狂言回しになってしまったポールくらい。「パラダイスを君に」のメレデスとマットの登場は嬉しいし、マットがなんだか落ち着いたいい男になってしまっていてくすぐったい。本当の男同士の絆の深さは胸に染みる。

Posted by ブクログ

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