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決定の本質 キューバ・ミサイル危機の分析
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1977/08/25 |
JAN | 9784120007347 |
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決定の本質 キューバ・ミサイル危機の分析
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商品レビュー
4.4
6件のお客様レビュー
学生の頃読んだけれど、今や政治学の古典となっている。 ここで示された3つのモデルは未だに参照すべきモデルである。 ⑴合理的選択モデル ⑵組織過程モデル ⑶エリートモデル
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これは必読。キューバ危機の実際が、単なる「アメリカ」対「ソビエト」という二者の戦いではなく、組織としてのアメリカ内部で、様々な動きによってなりったっていることをナラティブに明らかにします。大統領の思いが必ずしも敵対的交渉にあったわけではなく、その意図をアメリカという大国における大...
これは必読。キューバ危機の実際が、単なる「アメリカ」対「ソビエト」という二者の戦いではなく、組織としてのアメリカ内部で、様々な動きによってなりったっていることをナラティブに明らかにします。大統領の思いが必ずしも敵対的交渉にあったわけではなく、その意図をアメリカという大国における大勢の意図を動かして決定に進む様は、エリートの本質と言い換えてもいいかも。組織の研究としても、ナラティブ・アプローチとしても、史実の実況としても面白い
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結論で述べられている「本書は何がなぜ起こったかという問題を何も解決していない」に全てがある。 本書はタイトルからは直接何が述べられているのか不透明ではあるが、結局問題が起こる過程をキューバ危機という具体例を通して追求したに過ぎない。 キューバ危機における諸外国の決定へいたる過程...
結論で述べられている「本書は何がなぜ起こったかという問題を何も解決していない」に全てがある。 本書はタイトルからは直接何が述べられているのか不透明ではあるが、結局問題が起こる過程をキューバ危機という具体例を通して追求したに過ぎない。 キューバ危機における諸外国の決定へいたる過程や要素など、他の事例と比較しながら述べている。 要はソ連とアメリカの核戦争がなぜ起きなかったかを分析しているのですが、物語調で描かれている部分が、翻訳書である本書の読みにくさを助長している。 日本人が日本語で書いた政治学、組織分析書を別途読みたいと思う。
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