
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1206-03-03
「日本人論」再考

定価 ¥616
110円 定価より506円(82%)おトク
獲得ポイント1P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2002/05/29 |
JAN | 9784141890683 |
- 書籍
- 書籍
「日本人論」再考
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
「日本人論」再考
¥110
在庫なし
商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
「「日本人論」再考」船曳建夫著、 NHK人間講座、2002.06.01 p143 ¥588 C9436 (2002.08.12読了)(2002.05.29購入) 【目次】 「日本人論」という資源、リソース 第1回 序説・日本人論 第2回 臣民~民主主義社会の逆説 第3回 国民~...
「「日本人論」再考」船曳建夫著、 NHK人間講座、2002.06.01 p143 ¥588 C9436 (2002.08.12読了)(2002.05.29購入) 【目次】 「日本人論」という資源、リソース 第1回 序説・日本人論 第2回 臣民~民主主義社会の逆説 第3回 国民~龍馬から三四郎へ 第4回 市民~タテ社会と世間 第5回 職人~もの言わず、もの作る人 第6回 母~「甘え」はよいのか悪いのか 第7回 ゲイシャとサムライ~蝶々夫人からイチローまで 第8回 人間~「日本教」と勤勉の思想 第9回 さまざまな顔を持つ日本人たち 参考文献 関連年表 *表紙より* 『武士道』『菊と刀』『この国のかたち』『敗北を抱きしめて』等々、多くの「日本人論」が語られ、各時代のベストセラーとなってきた。それらの名著を時代状況との関わりから読み直し、将来の日本・日本人像を探る。
Posted by
船曳建夫『「日本人論」再考』。『菊と刀』、『ジャパン アズ ナムバーワン』、『日本人とユダヤ人』、『タテ社会の人間関係』。 このように書き並べるまでもなく、ここに並べた本が広く読まれた時期がある。いま、回想するに1970年前後と言う年代が、どういう時期であったか。国論を二分し...
船曳建夫『「日本人論」再考』。『菊と刀』、『ジャパン アズ ナムバーワン』、『日本人とユダヤ人』、『タテ社会の人間関係』。 このように書き並べるまでもなく、ここに並べた本が広く読まれた時期がある。いま、回想するに1970年前後と言う年代が、どういう時期であったか。国論を二分した安保闘争があって、高度経済成長をまっしぐら、オリンピックもあったが日韓条約、大学管路法案、安保再改定、沖縄返還。戦後かわった日本が、再び変化した局面であったように、おもえる。 多くの日本人論、日本文化論が数え切れないほど提示されたが(7p)、いままた新たな「日本人たち論」が必要だ(140p)との立場をとる。 「臣民」「有衆」。天皇の側近、その周辺に勅任官や親任官と国民(30p)。 「世間とは個人、個人をむすぶ関係の環」(56p) 「古典というのは、読まれずにその名だけが流布する段階に至った著作」(60p)。 1960年代を境に、前を「宮本民俗学」、後ろを「テレビ民俗学=プロジェクトX」がうけもつ。1950年代までの農民が、それ以降は職人となって、巨大プロジェクトの中に現れる」(79p)。 江戸期に造り上げられた社会=持続可能な循環型社会は日本の歴史の中でも傑作の一つ」(121p)。 「日本人論」というものがまっとうな議論を呼び起こすには、歴史学が一番重要なディシプリン(学問体系)となると思います(134p)。 「慣行にしたがわないわけにはいかない状況」を、どちら向きに生きているか、で問題は大きく違います8138p)。 さてさて、本書で取り上げられたそれぞれの日本人論、日本文化論を丁寧に読んでみたいと、読後には考えた。理解はそこからかも。
Posted by