- 中古
- 書籍
- 書籍
建築探偵 近代日本の洋館をさぐる
定価 ¥583
495円 定価より88円(15%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 1998/09/21 |
JAN | 9784141890089 |
- 書籍
- 書籍
建築探偵 近代日本の洋館をさぐる
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
建築探偵 近代日本の洋館をさぐる
¥495
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
近代の資産家が利益を豪邸にかえ、威勢を示した話といえば、そのとおりであるが、結果として文化の洋風化を構築した時代の、12話が紹介されている。 建主は石油王にはじまり、生糸・タバコ・義歯・北前船主・石炭・下駄・肥料・山林・大理石・ワイン・鉄道。 現代の巨富は「六本木ヒルズ」...
近代の資産家が利益を豪邸にかえ、威勢を示した話といえば、そのとおりであるが、結果として文化の洋風化を構築した時代の、12話が紹介されている。 建主は石油王にはじまり、生糸・タバコ・義歯・北前船主・石炭・下駄・肥料・山林・大理石・ワイン・鉄道。 現代の巨富は「六本木ヒルズ」に住まいする人もいたが、戸建てのしかも、洋風。一棟に、フランス・イギリス・ドイツの部屋が用意されるという異国同居あるが、決してアメリカは登場しない。 北前船主の出た河野村が河野水軍と関係し、肥料王のところで前田正名にお目にかかるとは思わなかった(103p)。 当時、地方更生運動に奔走中であった前田は、加古川の・多木久米次郎に書を贈っている。 多木は前田の講演を聞いて熱心にメモをとり、「農業の生産性向上には、合成肥料の製造が不可欠」と教えたらしい。教えられた久米次郎は、のちに「牛馬の骨に硫酸をかければ、リン酸石灰ができることを学び」、明治18年に工業化に乗り出すのだそうだ。 記録しておこう。
Posted by