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大リーグ・フィリーズ10,000敗 “友愛の町"球団が負けても負けても愛されるわけ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 志學社 |
発売年月日 | 2008/04/15 |
JAN | 9784904180020 |
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大リーグ・フィリーズ10,000敗
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大リーグ・フィリーズ10,000敗
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商品レビュー
4.3
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メジャーリーグで初めて1万敗を喫してしまったチーム、フィラデルフィア・フィリーズ。しかし、これだけ負けていてもつぶれずこれだけ数字を積み上げてきたのも、町の人々やファンに支えられてきた証でもある。なぜこれだけファンに愛されたのか。そしてこれだけ負け続けたのか。このチームの歴史を...
メジャーリーグで初めて1万敗を喫してしまったチーム、フィラデルフィア・フィリーズ。しかし、これだけ負けていてもつぶれずこれだけ数字を積み上げてきたのも、町の人々やファンに支えられてきた証でもある。なぜこれだけファンに愛されたのか。そしてこれだけ負け続けたのか。このチームの歴史を知ることで、メジャーリーグの歴史を垣間見る事が出来る。
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※このレビューにはネタバレを含みます
400勝した一方で294敗もした金田正一は言った。 「悔しかったら294回負けてみろ」 フィリーズファンは言うだろうか。 「悔しかったら10000回負けてみろ」 10000敗の歴史は、即ち地元チームへの偉大なる愛の歴史。
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佐山 和夫の【大リーグ・フィリーズ10000敗〜友愛の町 球団が負けても負けても愛されるわけ】を 読んだ。 佐山 和夫、ご存知ない方も多いだろう。ノンフィクション作家でスポーツ関連の著書が多数ある人物。 高野連の顧問も務めていて「21世紀枠」の発案者でもある。 純粋にML...
佐山 和夫の【大リーグ・フィリーズ10000敗〜友愛の町 球団が負けても負けても愛されるわけ】を 読んだ。 佐山 和夫、ご存知ない方も多いだろう。ノンフィクション作家でスポーツ関連の著書が多数ある人物。 高野連の顧問も務めていて「21世紀枠」の発案者でもある。 純粋にMLBファンとして、とても面白い本だった。 フィリーズとはMLBナショナルリーグの東地区に所属するフィラデルフィア・フィリーズのこと。 MLBの30球団の中でも歴史は古く、「同じ町でチーム名を変えずに」125年も存続しているチーム である。そして125年に渡る歴史の中でワールドシリーズ制覇はたった一度。そんなチームが2007 年シーズン半ばに「10000敗」というある意味偉業を成し遂げようとしていたことからこの本は始ま る。10000敗とはどれだけすごい数字なのか。MLBの1シーズンの試合数は162試合。単純に1 シーズン100敗したとしても100年かかるのだ。365日試合をして365敗したとしても27年間 負け続けなければならない。 これは大変なことだと、著者は緊急渡米して、フィリーズの記念すべき(?)10000敗目を見届ける 旅に出たのだった。 こう書くとフィリーズはどんだけ弱小球団なんだ?と思うかも知れないが、フィリーズは弱小球団ではな い。むしろ強い。昨年は井口選手も所属していた(2008年は井口はパドレスへ移籍、田口選手が所 属)し、走攻守、三拍子そろったリードオフマンのジミー・ロリンズや、若き大砲ライアン・ハワード、 天才打者の呼び声高いチェイス・アットリーなど素晴らしい選手がたくさんいる。2007年も1000 0敗のメモリアルは記録したとはいえ、地区優勝を果たしている強豪なのだ。 つまり、歴史が長く低迷期を潜り抜けてきたがゆえの名誉ある10000敗なのだ。ちなみに、この数字 はプロスポーツ史上最多である。もうひとつ付け加えるとフィリーズの通算勝率はMLBで下から5番 目。つまり、10000敗という最多敗戦がありながら、通算勝率で言えばロッキーズ、パドレス、レン ジャーズ、レイズとあるのだ。しつこいようだが歴史ゆえの数字なのだ。更にちなみに言うと次に負け数 が多いのは2007年時点で9681敗のアトランタ・ブレーブスと9426敗のシカゴ・カブス。いず れも球史を誇る古豪である。 本書は9999敗からの3連戦のレポートと、フィリーズの歴史をメジャーリーグの興奮そのものに届け てくれるスリリングな1冊だ。なぜ、フィリーズが地元のファンに愛され続ける存在なのか。この本を読 めばわかる。その理由に頷くだろう。 それにしても10000敗。なんとスケールのでかい話だろうか。それをホームグランドのシチズンズバ ンク・パークで迎える運命。だからMLBは面白い。
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