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複雑性と国際政治 相互連関と意図されざる結果
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複雑性と国際政治 相互連関と意図されざる結果

ロバートジャービス【著】, 荒木義修, 泉川泰博, 井手弘子, 柿崎正樹, 佐伯康子【ほか訳】

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複雑性と国際政治 相互連関と意図されざる結果

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブレーン出版
発売年月日 2008/03/15
JAN 9784892428951

複雑性と国際政治

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2012/07/06

現代のアメリカにおける国際政治学は、1979年のウォルツの『国際政治の理論』をきっかけに変わったと言われる。それまで還元主義的だった国際政治学が、ミクロ経済的アプローチを導入することによって、国際システムという観点から語ることが出来るようになったからである。そしてそのアイデアは、...

現代のアメリカにおける国際政治学は、1979年のウォルツの『国際政治の理論』をきっかけに変わったと言われる。それまで還元主義的だった国際政治学が、ミクロ経済的アプローチを導入することによって、国際システムという観点から語ることが出来るようになったからである。そしてそのアイデアは、その後の学者によって賛否両論、多くの議論が交わされた。 それに対して本書、「複雑性と国際政治」という名前だと解りづらいかもしれないのだが、原題は、System Effectsということで、システムアプローチから国際政治理論は考えなおせるよね、という内容になっている。ウォルツも含めて、多くの国際システムの議論をまとめ直した後に、そうではない、より動態的な国際政治理論を提示しているのである。 特にフィードバックをシステムという見地から国際政治学に導入するのとか、実はすごく大事なアイデアのはずなのだけど、なかなかアイデアばかりが持て余し気味な感じがすごくするのが勿体無い。90s,00sのジャービスの仕事としてはすごく良い。 ウォルツ以来の静態的、構造的国際政治理論で思考がストップしている人に特にオススメ。ただその前提にそもそも、殆どの人は乗ってないので、万人には薦められないか。

Posted by ブクログ

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