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本当に生きた日 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/03/28 |
JAN | 9784101133324 |
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
ちょっと惹かれるタイトルでしょ? 城山作品は男性的っていうのが定評だと思う わたしは『落日燃ゆ』などの作品を 粛々たる気持ちで読んできた ところがこの作品はめずらしく女たちのものがたり 東京郊外ニュータウンでおだやかな生活をしていた38歳の 平凡な専業主婦の主人公がひょん...
ちょっと惹かれるタイトルでしょ? 城山作品は男性的っていうのが定評だと思う わたしは『落日燃ゆ』などの作品を 粛々たる気持ちで読んできた ところがこの作品はめずらしく女たちのものがたり 東京郊外ニュータウンでおだやかな生活をしていた38歳の 平凡な専業主婦の主人公がひょんなことから世に出て働いていく 「いま、あなた本当に生きている実感があるの」 と、やり手の女友だちにささやかれて その過程のさまざまなあれつきが描かれている いわく、女ゆえ信用されない仕事のむずかしさ 子供との関係、夫との関係... そうして結局、ほどほどに保守的な主人公が軟着陸 誘ったイケイケ副主人公も事業に失敗して挫折 それでも再びをめざす女友だち 「わたしが妻を持ちたい!のだった」との叫びを発しながら まあ、今ではちょっと古め話題 しかし この単行本は2007年(平成19年)に発行されたのだが はじめて新聞に連載されたのは1986年(昭和61年)なのだ ああ、80年代!バブル景気の真っ盛り! 当時わたし40歳代 まさに「本当に生きているのか?」と悶悶としていた記憶が... 当然、思い出しながらシンクロしてしまったのだった あれから30年近くたった 現代においても 女性が社会できっちり仕事をするのは 並大抵の苦労でないこと 変わらないと思うけど
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日常に追われる専業主婦がふとしたことで社会進出するが、多少の社会勉強をしつつも元の生活に戻るといった流れでストーリーからは心動かされることも教訓もないが、文体がとても読みやすく後の展開が気になって読み進めやすいと感じた。 しかしながら前向きな友人はろくな目に合わず、元女優も、クラ...
日常に追われる専業主婦がふとしたことで社会進出するが、多少の社会勉強をしつつも元の生活に戻るといった流れでストーリーからは心動かされることも教訓もないが、文体がとても読みやすく後の展開が気になって読み進めやすいと感じた。 しかしながら前向きな友人はろくな目に合わず、元女優も、クライアントの男性も死ぬという暗い展開に。主婦素子も小説執筆が進まずで、結局専業主婦が幸せと感じざるを得ない。表紙と題名に期待して手に取ったが、勝手に想像していた内容とはかけ離れた内容と思いました。
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猫を押し付けられそうになった所で読むのをやめた。 ルミへの嫌悪感と素子ははっきり断れよ!という苛立ちで読むのが嫌になってしまった。 城山さんの小説で専業主婦が主人公なのには驚いた。
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