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毒の話
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毒の話

山崎幹夫(著者)

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毒の話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 1985/10/01
JAN 9784121007810

毒の話

¥220

商品レビュー

3.9

7件のお客様レビュー

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2010/05/28

化学式とかでてきたけ…

化学式とかでてきたけどそれがわからなくても充分理解できる内容。毒についての基礎知識はこの本で決まりですね。

文庫OFF

2018/12/22

 内容的には古くなっている部分もあったが、毒に関する文学、歴史的事件等を扱っていて、興味深かった。  じゃがいもが毒としての汚名を着せられたため、長らく広まらなかったこと。  さらに受精で成して広まるのではなく、塊根から発芽で増殖するため「不純」として裁判、さらに火刑を受けた経...

 内容的には古くなっている部分もあったが、毒に関する文学、歴史的事件等を扱っていて、興味深かった。  じゃがいもが毒としての汚名を着せられたため、長らく広まらなかったこと。  さらに受精で成して広まるのではなく、塊根から発芽で増殖するため「不純」として裁判、さらに火刑を受けた経緯があるらしいw

Posted by ブクログ

2013/01/13

毒の話を読みながら、毒は深く医学に結びついていることを理解した。 植物学と医学は切っても切れない状況だった。 植物に対する理解が、薬師となり、医者の役割を果たしていた古代、 医者に必要なのは、薬だった。 自分で薬草園をつくり調合していた。 それが薬学として、発展し、ケミカルの時代...

毒の話を読みながら、毒は深く医学に結びついていることを理解した。 植物学と医学は切っても切れない状況だった。 植物に対する理解が、薬師となり、医者の役割を果たしていた古代、 医者に必要なのは、薬だった。 自分で薬草園をつくり調合していた。 それが薬学として、発展し、ケミカルの時代を迎えた。 毒は、死とも結びついていた。 王様および権力者は、つねに毒殺の危険にさらされていた。 この本を読みながら、 マルコポーロの「東方見聞録」をきちんと読みたいと思った。 ここで何が伝わったのか? また、コロンブスが、新世界から、何を植物として伝えたのか? コロンブスの伝えたものは、 タバコ、トウモロコシ、サツマイモ、ジャガイモであった。 神秘に包まれたマンドラゴラは、 古代人の催眠飲料、または吐剤として、 一番古くから重要な役割を演じている。 おそらく、ペルシアからギリシアへ、 ギリシアから地中海諸国へと伝わったナス科の植物で、 不気味な細長い根をもち、 何となく人間の形を思わせるものがあって、 殊に、黄色味がかって、赤い、 よい匂いのする果実と結びつき、 よけい神秘的人気を博したものらしい。 現在はこの植物から、ヒヨスチンおよびスコポラミンという 二つの猛毒性アルカロイドが発見されたが、 化学者がこれを発見する数千年前から、 人類はその液汁を催眠飲料に供していたわけである。 その毒性を転用して、外科手術にクロロホルムなどと 同じように使われてもいた。 有名な『君主論』の著者マキアヴェルリが 晩年に『マンドラゴラ』なる戯曲を書いているが、 これは、その毒薬を種にして、 ありとあらゆる悪玉が手練手管の限りをつくすという芝居である。

Posted by ブクログ

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