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学問のすすめ(文庫版) まんがで読破
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学問のすすめ(文庫版) まんがで読破

福沢諭吉(著者)

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学問のすすめ(文庫版) まんがで読破

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 イースト・プレス
発売年月日 2008/04/01
JAN 9784872579093

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商品レビュー

3.7

32件のお客様レビュー

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2023/06/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

 『学問のすすめ』は後半少し触れるだけで福沢諭吉の人生を中心に描いている。 本好きな父百助に『上諭条例』から一文字もらって名付けられた。そんな父が四十五歳に亡くなる。母の内職を手伝いながら勉学に励み、下級武士に対する理不尽な扱いがされる封建制度に対する反抗を持ちつつ藩から出るきっかけを探っていた。長崎で砲術家山本物次郎の下でオランダの砲術関係の原著や図面の説明の仕事を観ながら蘭学修行。上級武士の妨害にも負けず、中津に帰ると見せかけて大阪へ。緒方洪庵の適塾へ。試験の成績表記は「△よくできた〇できた●ダメ」だったとのこと。兄が死去後主人として中津にとどまるが、勉学の情熱がおさまらずまた大阪へ。蘭語から英語へのシフトは先を見越してだったが大変な苦労があった様子。咸臨丸に乗り込む際に熱意ある交渉でアメリカへ。37日目で到着。その後のヨーロッパ半年がかりで訪問。当初は大歓迎だったが尊王攘夷派の外国人殺害事件が起こり追い出されるように帰国。 『西洋事情』1866年欧米の文化社会政治軍政経済倫理を紹介25万部のベストセラー 慶應義塾創設 『学問のすすめ』1872(明治5)年300万部 人間は自己の独立のために学問が必要 まずは実学(読み書き圭さん地理歴史物理経済倫理など)を学ぶこと 実学は学問をするための手段で学問は知識の応用と経験 5つの要素体・知恵・情欲・誠実さ・意志を自在にあつかうことこそ自己の独立と成功の秘訣 自分の能力の自己点検と人生の棚卸が必要 計画性と見識を深めることで判断力があがる 品格と向上心、人望を得ること 社会貢献こそが独立者の義務 我々の活動の跡をのこしてのちの世代まで伝えることが責務

Posted by ブクログ

2023/05/17

これはタイトルの通り、学問に関する虎の巻なのは間違いない。学問の薦め。、 マンガで読破シリーズ3作目にして1番難しいものの、1番読みやすいです。 学問に関して追求された史実で、後半はかなり難しいです。最近流行りのビジネス書に近い内容になっています。 諭吉がまさかここまでアグ...

これはタイトルの通り、学問に関する虎の巻なのは間違いない。学問の薦め。、 マンガで読破シリーズ3作目にして1番難しいものの、1番読みやすいです。 学問に関して追求された史実で、後半はかなり難しいです。最近流行りのビジネス書に近い内容になっています。 諭吉がまさかここまでアグレッシブな人生を歩んでいたとは知りませんでした。

Posted by ブクログ

2020/10/02

福沢諭吉という偉人の生涯をマンガにしたもの。 タイトルには『学問のすすめ』とあるが、『学問のすすめ』に関する内容は非常に少ないので注意。そちらの内容を知りたいなら別書をあたるべき。 本当の意味で「えらい」ってこういう人のことだと思う。いつの間にか企業の社長さんや学校教師などに...

福沢諭吉という偉人の生涯をマンガにしたもの。 タイトルには『学問のすすめ』とあるが、『学問のすすめ』に関する内容は非常に少ないので注意。そちらの内容を知りたいなら別書をあたるべき。 本当の意味で「えらい」ってこういう人のことだと思う。いつの間にか企業の社長さんや学校教師などに対して「偉い人なのよ」という大人が増えてしまった。そんなん、全然偉くない。肩書きだけ。 同時代の医師であり政治家でもあった後藤新平さんという人もこう言っている。 「金を残すは三流、仕事を残すは二流、人を残すが一流」 はい。 というわけで、福沢諭吉さん、一流確定。 慶應義塾の創設と学問のすすめは多くの人を残すことになった。そして、今でもこうして影響を与えている。実質、諭吉さん、まだ死んでないようなもの。これが、本当の偉人ってやつ。 一万円札の顔にするくらいでは申し訳ない気すらする。 読めば、それがわかると思う。 正直、この人のやった事が正しかったかどうかなんか、どうでもいい。ただただこの国のことを考えて生涯を捧げたことに感服。クソかっこいい!心がイケメンってこういう事。ボクも心だけでもイケメンでありたい。 ボクの個人的な感覚だけど、今の日本ってこの人の生きた幕末の時代とどこか似ているような気もしていて興味深い。『学問のすすめ』に関しては、一部、納得できてない考え方もあるが今読んでも得られるものは多いと思う。 ただし、それには別書が必要なので本書と同時にAmazonで注文することをおすすめする。 

Posted by ブクログ

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