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クマのプーさん プー横丁にたった家 岩波の愛蔵版
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クマのプーさん プー横丁にたった家 岩波の愛蔵版

A.A.ミルン(著者), 石井桃子(訳者)

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クマのプーさん プー横丁にたった家 岩波の愛蔵版

定価 ¥2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1962/11/27
JAN 9784001108019

クマのプーさん プー横丁にたった家

¥770

商品レビュー

4.5

19件のお客様レビュー

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2021/07/22

読み終わってから、じわじわとあたたかさと名残惜しさがやさしく込み上げてくる。 登場人物みんなかわいい。キュートな挿絵につい見入ってしまう。

Posted by ブクログ

2020/03/21

なんて平和で温かく、可愛らしい世界なんだろう!心が温まります。もったいなくて後半はまだ読んでいません。思わず笑みが溢れる、ゆっくりと楽しみたい作品です。E・Hシェパードの描く生き物たちの可愛らしいこと!後半はもったいなくてまだ読んでいません。ここぞというときに読みます。

Posted by ブクログ

2019/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。 A・A・ミルン作、石井桃子訳の童話『クマのプーさん』及びその続編『プー横丁にたった家』という2作が、一冊にまとめられたもの。シェパードの描く挿絵や地図がカラーで掲載されているのも嬉しい。 物語は、父ミルンが、息子クリストファー・ロビンに向けて、ロビンと、ロビンの持つぬいぐるみたちとのお話を語り聞かせるという形態になっている。 本書は哲学的な本ともよく言われ、それはプーのとぼけていながら、ふと本質的なことを呟いたり、詩歌論を吐いたりするところにあるのかもと思う。 けれど読み進めるとむしろ、それらの考え深げなところよりも、感情の剥き出しの無垢さが表れているところに、はっとさせられる。 たとえば、ロバのイーヨーの誕生日プレゼントを巡るドタバタが語られるとき、それを初めて聞いたはずのロビンが、父に向かって「ああ、ぼく、おぼえてる。」と言えてしまう場面。 または物語の最後、幼年期を終えてしまうロビンが、「ぼく、もうなにもしないでなんか、いられなくなっちゃったんだ。」と魔法の丘に別れを告げ(そしてプーは、自分は「ひじょうに頭のわるクマ」だから、ロビンの話すことを理解できなくなってゆくだろうことを悟り)ながらも、彼の心の一部がプーとともに魔法の丘に残り続けることが語られる場面、そしてそのときのロビンとプーの間のやり取りなどは、読む側の胸が痛くなるほど無防備で、心に残る。 いわゆる「プーさん」の原作はこの2作(20篇)のみで、その知名度に比べて意外なほど少ないように思う。けれど読み終えたときは、多彩なキャラクターたちの個性や、端々に滲む感情の純粋性、そして結末の潔さに圧倒的される。

Posted by ブクログ